古川聖人

Masato Furukawa

生年月日

1996年12月6日
出身

福岡県
所属

横浜キヤノンイーグルス
ポジション

FL（フランカー）
身長／体重

179cm／94kg
主な経歴

東福岡高校→立命館大学→トヨタヴェルブリッツ
日本代表キャップ

3
※2024年12月1日時点
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X（旧Twitter） :@19961206no7

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ジャッカルが武器でキャプテンシーも合わせ持つ「和製フーパー」

SH（スクラムハーフ）でプレーしていた父、兄（浩太郎／日本製鉄釜石シーウェイブス）の影響で、4歳から北九州の鞘ヶ谷ラグビースクールでプレー。東福岡高校に進学し、2年時にU17日本代表に選出された。高校3年時はキャプテンとなり、春の選抜大会、夏の7人制大会、そして冬の「花園」こと、全国高校ラグビー大会で優勝し「3冠」を達成した。

立命館大学に進学し、1年時にはジュニア・ジャパンに選ばれ、2年時の春にアジア勢と戦う日本代表に選出され、初キャップを得た。立命館大学在学中のキャップホルダーは2人目だったという。続く、U20日本代表ではキャプテンを任され、4年時は立命館大学のキャプテンも務めた。

2019年からトヨタ自動車ヴェルブリッツでプレーし、2020年1月の開幕戦で7番をつけて先発出場。その後もポジション争いの激しいバックローの中で試合出場を続けてきた。決してFW（フォワード）としては大きな体躯ではないが、運動力とジャッカルに長けたバックローとして、2021年は先発3試合、リザーブから3試合に出場して1トライを挙げた。

リーグワン初年度は先発9試合を含む、10試合に出場。2トライを挙げ、2022年には2016年以来の日本代表候補入りを果たした。夏はウルグアイ代表との第2戦で途中出場し、久しぶりのキャップを獲得した。2022-23シーズンはNO8（ナンバーエイト）姫野和樹と共同主将に就任し、7試合に出場した。

オールブラックスのキャプテンだったキアラン・リードも高く評価し、低いタックル、ジャッカルが得意。チーム内でも、2020-21シーズンに在籍したオーストラリア代表FLマイケル・フーパーになぞらえて「和製フーパー」と称された。2023-24シーズンは9試合に出場したが、2024-25シーズンからイーグルスに移籍。タックル、ジャッカルでチームの勝利に貢献する。

◆ヴェルブリッツ同期のLO（ロック）秋山大地、SH（スクラムハーフ）福田健太（東京サントリーサンゴリアス）とは、U17日本代表でもチームメイトだった。フーパーには大きな影響を受けたという。好きな食べ物はラーメンやオムライス。春は花粉症に苦しむ。座右の銘は「小事大事」。リラックス方法は温泉に入ること。愛称は「まさと」「リーダー」など。

TEXT by 斉藤健仁