松島 幸太朗
Kotaro Matsushima
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生年月日
1993年2月27日
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出身
南アフリカ
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所属
東京サントリーサンゴリアス
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ポジション
WTB(ウィング)
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身長/体重
178cm/88kg
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主な経歴
桐蔭学園高校→シャークス・アカデミー→サントリー→クレルモン
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代表キャップ
55 ※2015・19・23年ワールドカップ日本代表
※2023年12月1日時点 -
SNS
X(旧Twitter) :@kouta121315
Instagram :@matsudesuyo
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ワールドカップに3大会連続出場。天性のバネとランに長けた万能BK
2019年ワールドカップでいきなり、開幕戦からハットトリックを達成するなど、大いに活躍した日本代表のエース的存在で、天性のバネとランに長けた万能BK(バックス)だ。ジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)が就任した後の日本代表でも中心選手として存在感を見せ続け、2022年まで2シーズン、フランスでプレーした世界的な選手の1人でもある。
日本ではサッカーやバレーボールをしていたが、ラグビーは南アフリカに住んでいた12歳~13歳頃に始め、日本に戻ってからはワセダクラブでもプレーし、高校は神奈川の強豪・桐蔭学園に進学。脅威のカウンター能力を見せて、3年では花園で優勝を経験した。
卒業後は日本の大学に進学することなく、南アフリカのシャークス・アカデミーで経験を積み、U20南アフリカ代表候補にも選出されたが、日本代表になれなくなる可能性があるため断った。エディー・ジョーンズHC体制下の2013年11月には日本代表に初招集され、2013年12月から日本に戻り、2014年春のフィリピン代表戦で初キャップを獲得。2015年ワールドカップに出場し、3勝に貢献した。
トップリーグでは、2017-18シーズンにサントリーの優勝に大きく寄与し、リーグMVPも獲得した。ただ、日本でのプレーを続けるだけでなく、同時にワラターズ、レベルズ、サンウルブズとスーパーラグビーのチームでも研鑽を積み、それが2019年ワールドカップでの活躍につながった。
さらなる成長と挑戦を求めて、2020年からはフランスへ渡り、クレルモンでプレー。1シーズン目はチャンピオンズカップのブリストル戦でFB(フルバック)として出場し、ハットトリックを達成。また、プレーオフ1回戦のワスプス戦で決勝トライを決めるなど、4トライで大会トライ王にも輝き、欧州最優秀選手にノミネートされた。2021年度シーズンは途中でケガをしてしまったが、シーズン終了後に古巣のサンゴリアスに復帰することが決まった。
2022年の夏はケガの影響などで日本代表メンバーには入らなかったが、秋は再び日本代表に復帰して3試合に出場した。サンゴリアスに復帰した2022-23シーズンは16試合に出場。今年の夏、フィジー代表戦で50キャップを得た。かつてプレーしたフランスで開催され、松島自身3度目となるワールドカップでは、WTBとして4試合に先発した。今季もサンゴリアスのエースの1人として好機を演出する。
◆南アフリカでジャーナリストとして働いていたジンバブエ人の父と日本人の母の間に生まれた。好きな食べ物はカレー、嫌いな食べ物はキノコ。子どもの頃の憧れはジャッキー・チェン、趣味はゴルフと映画鑑賞。好きな歌手はエミネム、リアーナ。好きな場所は谷中。愛称は「マツ」。ラグビーでは高校の同級生であるFB小倉順平(横浜キヤノンイーグルス)、他競技では同じ歳であるボクシングの井上尚弥、バスケットボールの富樫勇樹と仲が良い。2021年に結婚し、女の子の父となった。
TEXT by 斉藤健仁
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