堀越康介

Kosuke Horikoshi

生年月日

1995年6月2日
出身

群馬県
所属

東京サントリーサンゴリアス
ポジション

HO（フッカー）
身長／体重

175m／100kg
主な経歴

桐蔭学園高校→帝京大学
日本代表キャップ

7
※2023年12月1日時点
SNS

X（旧Twitter） :@rug_likehori
Instagram :@kosuke.horikoshi

COMMENT

今季は単独主将、コンタクトの強さに定評のあるHO

小学校3年時に母の勧めで、高崎ラグビースクールでラグビーを始める。中学時代はラグビーをやりつつも、柔道部に所属。90kg超級で群馬県2位に輝いた。高校は「強いチームでやりたい」と親元を離れ、神奈川・桐蔭学園に進学した。3年時は惜しくも東海大仰星高校に敗れたが、花園で準優勝を経験した。

帝京大学に進学後も強さを見せ続け、2年時から試合出場時間を増やし、3年時からレギュラーに定着。大学2年では、U20日本代表に選出されてキャプテンを努めた。また、2017年5月の香港代表戦で代表初キャップを獲得。2019年ワールドカップでは直前合宿まで帯同したが、最終スコッドには入れず悔しい思いをした。

サントリーでは入団当初、HO（フッカー）ではなく、左PR（プロップ）として試合に出場。新人王争いをする活躍を見せた。現在は再びHOとしてプレーする。2020年、社員選手からプロ選手となりラグビーに専念している。

リーグワン初年度は、チーム内での激しいポジション争いもあり、6試合の先発を含む9試合の出場だった。2022年夏、日本代表のNDS（ナショナル・デベロップメント・スコッド）では、リーダーの1人にも任命され、ウルグアイ代表との第１戦に先発出場。秋も控えからながら2試合のテストマッチに出場した。

2022-23シーズンは高校の後輩でもあるSH（スクラムハーフ）齋藤直人と共同主将に就任した。リーグワンではシーズン後半から2番としての出場も増え、8試合の先発を含む11試合に出場し、リーダーとしても成長を見せた。

2023年ワールドカップはスコッド入りを果たしたものの、試合の出場はできなかった。世界的に見れば大きくないが身体は強く、ボールキャリアとして優れており、コンタクトが強い。スクラムワークも年々上達している。サンゴリアスで今季、単独主将に就いた。2番をつけて試合に出続けてチームを優勝に導きたい。

◆好きな言葉は「意志あるところに道は開ける」。自慢の筋肉は胸筋で、柔道では黒帯を持っているという。子どもの頃は大工さんに憧れていた。アニメ映画「風立ちぬ」の主人公のモデルとなった零戦の設計者・堀越二郎は遠縁にあたるという。好きな食べ物はエビ、嫌いな食べ物は漬け物。愛称は「ホリ」。

TEXT by 斉藤健仁