マルコム・マークス
Malcolm Marx

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生年月日
1994年7月13日
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出身
南アフリカ
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所属
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
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ポジション
HO(フッカー)
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身長/体重
189cm/117kg
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主な経歴
キングエドワードVII高校→ライオンズ
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南アフリカ代表キャップ
76 ※2019年ワールドカップ代表
※2024年12月1日時点 -
SNS
Instagram :@malcolm_marx
COMMENT
コメント
トライの嗅覚もある南アフリカを代表する世界最高峰のHO
南アフリカのFW(フォワード)第1列の選手としてはやや小柄ということで、高校までは主にFL(フランカー)などでプレーしていた。だが、テンポの速い現代のラグビースタイルにマッチするということで、2015年ワールドカップを指揮した南アフリカ代表ハイネケ・メイヤーHC(ヘッドコーチ)の勧めでHOに転向する。それがライオンズの攻撃的なスタイルにうまくフィットして才能を開花させた。
南アフリカでは10代前半から注目されていた存在で、2016年に南アフリカ代表の中軸だったアドリアーン・ストラウスの後継HOとしてスプリングボクスに招集、すぐにスターダムにのし上がる。2017年は南アフリカ最優秀選手、最優秀若手選手、南アフリカのスーパーラグビー最優秀選手の3冠を獲得。2018年もスーパーラグビーではFW最多の12トライを挙げて、2018年のスーパーラグビー全体の「ベスト15」、さらに南アフリカのMVPにも輝いた。
自身初となる2019年ワールドカップでは控えからの出場が多かったが、後半、ベンチから勢いを与える「ボムスコッド」の1人として南アフリカ代表の優勝に大きく貢献。ワールドカップ後にNTTコミュニケーションズに入団し、トップリーグデビュー。2021年からはクボタに移籍した。
2021年シーズンはトップリーグの全試合に先発出場、FWの中心選手としてチーム初のベスト4に大きく貢献した。自身もトップリーグの「ベスト15」にも選出された。
現在、世界最高峰のHOの1人で、スクラムでの強さはもちろんのこと、ボールキャリアとしても強く、ジャッカルも上手い。ラインアウトから自らモールでトライを取る決定力も高い。リーグワンとなった2022年は、けがもあり5試合の出場にとどまったが、2022-23シーズンは16試合に出場し11トライを挙げ、優勝に大きく貢献し、「ベスト15」も受賞した。
2022年、スプリングボクスとしては12試合に出場し、ワールドラグビーの「ドリームチーム」にも選出された。2023年ワールドカップでは主力として出場したが、膝のけがで途中離脱したため、2023-24シーズンはリーグワンでプレーすることは叶わなかったが、2024年のスプリングボクスで活躍し、ワールドラグビーの「ドリームチーム」に選出された。突破力、そしてセットプレーの安定と、スピアーズ王座奪還の鍵を握る1人となろう。
◆女手1つで育てられたこともあり、母親をとても大切にしているという。少年時代は水球をしていた。2021年12月に高校時代から交際していた1つ上の医師の女性と結婚式を挙げた。彼女はラインアウトのスローイングの練習にも付き合い、マークスを励まし続けていた。2022年に長女ケンナ、2024年に長男ジェイク・ジャスティンが誕生した。
TEXT by 斉藤健仁
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