木田晴斗

Haruto Kida

生年月日

1999年4月9日
出身

兵庫県
所属

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
ポジション

WTB（ウイング）
身長／体重

176cm／90kg
主な経歴

関西大倉高校→立命館大学
代表キャップ

0
※2024年12月1日時点
SNS

X（旧Twitter） :@trsBK
Instagram :@haruto11_kd

COMMENT

空手で鍛えた体幹とスピードが武器の若きフィニッシャー

幼稚園の頃から空手をやっていて、小学校のとき、極真空手の世界ジュニア選手権で優勝するなど日本のトップ選手だった。友だちに誘われて、小学5年から兵庫・宝塚ラグビースクールで競技を始めた。中学受験して大阪・関西大倉中学に入学するが、ラグビー部がなく自ら部を創設した。2年からは空手を辞めラグビーに専念し、3年ではキャプテンを務めた。

強豪高校への進学と悩んだが、そのまま関西大倉高校に進み、卒業後は立命館大学に進学した。1年から活躍し、ジュニア・ジャパンとU20日本代表に選ばれ、トライを挙げるなど活躍した。チーム事情によりWTBだけでなく、CTB（センター）としてもプレーし、4年時はキャプテンも務めた。

2022年春に大学を卒業し、スピアーズに入団すると、練習試合のパフォーマンスが評価されて、4月には試合に出場。デビュー戦でトライをあげるなど、5試合に出場した。

そして、2022-23シーズンは16試合に11番をつけて出場し、リーグ戦で16トライを挙げ、トライランク2位。プレーオフ決勝でもトライを挙げ、スピアーズのリーグワン初優勝に貢献。惜しくも新人賞は逃したものの、「ベスト15」とベストラインブレイカーを受賞し、その勢いのまま日本代表にも招集されたが、ケガもありキャップ獲得とワールドカップ出場の機会はなかった。

50m6秒2のスピードだけでなく、フィジカルが武器のフィニッシャー。空中戦も強く、左足のキッカーであることも評価されている。2023-24シーズンは9試合で4トライだったが、2024-25シーズンは先発出場を続けて、トライ王を目指す。

◆大学では情報理工学部で学んでいた。あこがれの選手はニュージーランド代表WTBセブ・リース。好きな食べ物はパスタ、グレープフルーツジュース。嫌いな食べ物はパクチー。好きな映画は「ワイルドスピード」。小学校時代、空手で世界王者となった時、1学年上の王者は那須川天心だった。

TEXT by 斉藤健仁