飯沼蓮

Ren Iinuma

生年月日

2000年2月8日
出身

山梨県
所属

浦安D-Rocks
ポジション

SH（スクラムハーフ）
身長／体重

170cm／75kg
主な経歴

日川高校→明治大学
日本代表キャップ

0
※2024年12月1日時点
SNS

X（旧Twitter） :@renchanrugby
Instagram :@ren_chan_9

COMMENT

SH一家に生まれ育った、1年目から主将となった攻撃的SH

山梨のラグビー一家に生まれ育った。3歳から山梨ラグビースクールでラグビーを始めたが、小学校2年生から中学校まではハンドボールも同時にプレーしており、山梨県で優勝を経験したという。だが、ラグビー経験者だった父に背中を押されて日川高校からラグビーに専念する。高校2年からレギュラーとなり、チーム事情により主にSO（スタンドオフ）として「花園」こと、全国高校ラグビー大会に出場。U-17日本代表や高校日本代表にも選出された。

明治大学に入るとSH（スクラムハーフ）に専念し、1年時から紫紺のジャージーを着て活躍し、大学選手権優勝も経験した。4年時は主将としてチームをけん引したが、決勝で帝京大学に敗れた。卒業後はNTTコミュニケーションズシャイニングアークスに加入し、2022年4月にルーキーとしていち早く先発でリーグワンデビューを果たした。その後、入替戦も含め6試合の先発を含む7試合に出場した。

2022-2023シーズンは新生チームとなり、入部1年目ながらキャプテンに抜擢され、チームをけん引した。キャプテン2季目となった2023-24シーズンは、入替戦も含め全14試合中13試合で9番をつけて先発し、チームをディビジョン1昇格へ導いた。

元スコットランド代表SHグレイグ・レイドロー（現ヘッドコーチ）に師事しており、判断やゲームメイクで年々、成長を遂げている。2024年の7月にバックアップメンバーから昇格し、初の日本代表合宿参加となった。キャプテンとしてディビジョン1でもチームをけん引する。

◆父の健さんは筑波大学、NECで活躍、母・順子さんは元女子日本代表のキャップホルダー、弟の暖は帝京大学2年で、全員SHというSH一家だ。サイクリングが好き。コーヒーも好きでカフェも経営してみたいという。やってみたいことはサーフィン。レイドローは日本で生まれた三男のミドルネームを「レン」と名付けた。

TEXT by 斉藤健仁