德永祥尭

Yoshitaka Tokunaga

生年月日

1992年4月10日
出身

兵庫県
所属

東芝ブレイブルーパス東京
ポジション

NO8（ナンバーエイト）
身長／体重

185cm／105kg
主な経歴

関西学院高等部→関西学院大学
日本代表キャップ

15 ※2019年ワールドカップ日本代表
※2023年12月1日時点
SNS

X（旧Twitter） :@23tokunaga
Instagram :@23tokunaga

COMMENT

力強いプレーで勝利に貢献する機動力、キャリーに秀でたベテランFL

浜松で生まれ、親の影響で7歳から兵庫・宝塚ラグビースクールでラグビーを始め、中学時代は兵庫県のスクール選抜に選ばれ、進学した関西学院高等部では花園ベスト4、関西学院大学では関西王者に輝くなど実績を残してきた。

2015-16シーズン、LO（ロック）小瀧尚弘（現・コベルコ神戸スティーラーズ）、FL（フランカー）山本浩輝らとともに東芝でルーキーながら試合に出場し、存在感を示した。だが、6試合の出場停止となり、新人賞は獲得できなかった。それでもその悔しさをバネに、見事に7人制ラグビー日本代表に選出され、2016年リオデジャネイロ五輪に出場。ベスト4に貢献した。

その後、15人制ラグビーでも活躍するようになり、2017年、韓国代表戦で初キャップを獲得。2017年からサンウルブズでもプレーし、ケガ人が続出したときは走力を買われてWTB（ウィング）でも出場した。2019年はワールドカップでは、31人のメンバーに選ばれたが試合に出場することはかなわず、給水係などでチームの勝利に貢献した。

2020年から2022-23シーズンまでSH（スクラムハーフ）小川高廣とともに共同キャプテンの1人に就任。ただ、2021年のトップリーグではアゴのケガの影響もあり、2試合の出場にとどまった。それでも2021年の秋には日本代表にも復帰し、3試合に出場して存在感を示した。リーグワン初年度では12試合の先発を含む15試合に出場し、3トライを挙げた。2022-23シーズンも15試合に先発し、チームを引っ張った。

高校、大学時代はボールキャリアが得意だったが、近年はタックル、ジャッカルでも力強いプレーでチームの勝利に貢献。ラインアウトのジャンパーとしても活躍する。オフには肘を手術した。今季も身体を張ったプレーでチームの勝利に貢献したい。

◆2021年のオフは自転車で、地元が同じHO（フッカー）庭井祐輔（横浜キヤノンイーグルス）と東京から兵庫へ帰省した。日本代表選手の中では、ジュニア・ジャパン時代にともにLOとしてプレーした。NO8姫野和樹（トヨタヴェルブリッツ）と仲がよく、「ひめとく」コンビと呼ばれるほど。試合前日にはコーヒーを飲むことがルーティンだ。

TEXT by 斉藤健仁