ルード・デヤハー

Lood de Jager

生年月日

1992年12月17日
出身

南アフリカ
所属

埼玉パナソニックワイルドナイツ
ポジション

LO（ロック）
身長／体重

206cm／127kg
主な経歴

ノースウェスト大学→チーターズ →ブルズ →セール・シャークス
南アフリカ代表キャップ

67　※2015、19年ワールドカップ代表
※2023年12月1日時点

COMMENT

ワイルドナイツのセットプレーを支える。世界最高峰LO

身長206cm、体重127kgのサイズを活かしたセットピースの強さはもちろん、ダイナミックな走りや、タックルなどハードワーカーとしても光る世界最高峰のLOのひとりだ。

2013年にチーターズ（南アフリカ）でスーパーラグビーデビューを果たすと、翌年の2014年6月に南アフリカ代表に選出され、スコットランド戦2試合で2トライを挙げるなど非凡なところを見せた。2015年のワールドカップで日本代表戦を含む7試合に出場し、その年の南アフリカ最優秀選手にも輝いている。

2017年シーズンからブルズ（南アフリカ）に移籍し、2018年からはキャプテンも務め、中軸として、ラインアウトのキャッチ回数58と全体3位になるなどセットプレーでチームを引っ張った。その活躍が高く評価されて、スーパーラグビー全体の「ベスト15」にも選出された。

2019年ワールドカップでもスプリングボクスの主力として優勝に大きく貢献。大会後、イングランドのセール・シャークスに移籍し、2022-23シーズンから埼玉パナソニックワイルドナイツに加入。14試合に先発出場し、スクラム、ラインアウトといったセットプレーの安定に大きく寄与した。自身3度目の出場を目指したワールドカップだったが、胸に疾患が見つかり、2023年大会は欠場することになった。

◆歌が上手でラップも得意だ。ラグビーだけでなく、サッカーも好きでマンチェスター・ユナイテッドの大ファン。プレイステーションのサッカーゲームもよくやっているという。また、料理も趣味にしている。臨床心理士の妻との間に2人の子供がおり、家族も熊谷での生活を楽しんでいる。

TEXT by 斉藤健仁