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スキルとフィールディングに長けた安定感ある若きFB
父はサッカー、母は陸上をやっていたが、兄・大輔(花園ライナーズ)の影響でラグビーを始め、東海大仰星高校時代には1年と3年時に花園に出場、3年時は優勝も経験した。
その後は高校日本代表、U20日本代表、ジュニア・ジャパンとエリート街道を歩んできた。東海大学に進学した後も、1年からFBの定位置を確保、大学選手権で1試合に3本のDG(ドロップゴール)を決めるなど、スキル、判断力の高さを見せた。4年では主将として臨んだが、東海大学を大学選手権優勝に導くことはできなかった。卒業後、パナソニックに加入した。
日本代表としては東海大学時代の2016年のアジア選手権で初キャップを獲得した。2017年もアジア選手権に出場する日本代表に選ばれ、6月、11月のテストマッチにおいても、唯一の大学生選手として日本代表として躍動した。2018年はサンウルブズにも招集されてスーパーラグビーも4試合出場したが、残念ながら2019年のワールドカップのスコッドには入ることはできなかった。
スピードと安定感が増し、2021年のトップリーグ11試合全てに出場し、パナソニックの優勝に大きく寄与した。2021年秋、NDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)の1人として招集され、その後、日本代表に昇格し欧州遠征にも参加したが、試合に出場することはできなかった。
安定感あるフィールディングとアタックセンスに長けており、プレースキックも正確なFB。スピードも増しており、リーグワンでさらなる成長を遂げて、再び桜のジャージーを着てワールドカップ出場を狙う。
◆趣味は温泉巡りで、それ以外はほとんどラグビーのことに夢中だ。将来は先生になってラグビーを教えたいという気持ちから、大学時代は母校に教育実習に行き、体育の教員免許を取得。好きな言葉は「満足と妥協は進化を止める」。試合前にはお風呂に入り、必ずスパイクを磨くという。
TEXT by 斉藤健仁
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