マイケル・フーパー

Michael Hooper

マイケル・フーパー
  • 生年月日

    1991年10月29日

  • 出身

    オーストラリア

  • 所属

    トヨタヴェルブリッツ

  • ポジション

    FL(フランカー)

  • 身長/体重

    182cm/98kg

  • 主な経歴

    セント・ピウスX・カレッジ→マッコーリ大学→ワラターズ

  • 代表キャップ

    125(オーストラリア)※2015・19年ワールドカップ出場
    ※2024年12月1日時点

COMMENT

スティールとランが武器の、豪州を代表するバックロー

ワラビーズ(オーストラリア代表)として100キャップを超え、うち半分以上はキャプテンとして試合に出場してきたオーストラリアを代表するラグビー選手だ。

182cmと世界的に見れば体格は恵まれてはいないが、運動量とスティールの上手さ、ボールキャリアとしての能力も高いオープンサイドFL。また、キャプテンシーにも長けており、オーストラリア代表だけでなく、ワラターズでも長らくキャプテンを務めていた。

2010年、18歳の時にブランビーズで、スティールの名手であるジョージ・スミスに替わりスーパーラグビーデビュー。2013年にワラターズへ移籍し、2014年にはキャプテンとして、決勝でクルセイダーズを破っての初優勝に貢献した。

オーストラリア代表では、2012年にスコットランド戦でデビューすると、若くしてすぐに定位置を確保し、10年で100キャップを超える偉大なキャプテンに成長した。

2021年はサバティカルにより、日本のトヨタ自動車でプレーした。2022年には一時代表を離れたが、2023年にはワラビーズキャプテンとして最多キャップ記録(69キャップ)を更新し、ジョージ・グレーガンの持つ記録を塗り替えた。

ただ、エディー・ジョーンズHC(現日本代表HC)が率いた2023年のワールドカップメンバーには選出されず、7人制に転向して2024年のパリ五輪出場を目指していたが、6月に引退を決めた。

しかし、南アフリカ代表FLピーターステフ・デュトイがけがをしてチームを離脱していることから、フーパーに白羽の矢が立ち、2025年に現役復帰。再びヴェルブリッツでプレーすることになった。プレーはもちろん、若い選手の模範となることも求められている。

◆父のデービットはイングランド出身だが、オーストラリアを気に入って移住した。フーパーは今でも父を良きアドバイザーとして信頼している。幼少期はサッカー、バスケット、クリケット、サーフィンとあらゆるスポーツにチャレンジし、結局、ラグビーを選んだ。

TEXT by 斉藤健仁

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