ウィリアム・トゥポウ

William Tupou

生年月日

1990年7月20日
出身

ニュージーランド
所属

トヨタヴェルブリッツ
ポジション

FL（フランカー）
身長／体重

189cm／101kg
主な経歴

ブリスベン州立高校→コカコーラ
日本代表キャップ

12 ※2019年ワールドカップ日本代表
※2023年12月1日時点
SNS

Instagram :@william.tupou

COMMENT

2019年ワールドカップに出場。2022-23シーズンからFLに転向

両親はトンガ人だが、トゥポウ自身はニュージーランドのオークランド生まれで、小さい頃から15人制ラグビーをしていたという。高校はオーストラリアのブリスベンで過ごし、オーストラリア高校代表にも選出された経験も持つ。その後はリーグラグビー（13人制）でプレーし、21歳のとき、再び15人制に戻る。2012年から2年間、ウェスタン・フォースで13試合に出場した。

そして「違う文化を経験したかった。家族も私も日本が好き」と2014年度から2年間、日野自動車でプレー。2016-17シーズンからコカ・コーラに移籍し、2017年はサンウルブズへも加入。3年居住の資格条件をクリアして日本代表入りを果たし、2017年6月のテストマッチで初キャップを獲得すると、存在感を示し日本代表に定着、2019年のワールドカップではFBとしてプレーした。

2021シーズンはコカ・コーラで、トップチャレンジとプレーオフの3試合に出場。だが、コカ・コーラが活動停止してしまったため、リーグワンではトヨタヴェルブリッツで戦うこととなった。初年度のリーグワンでは7試合に出場。埼玉パナソニックワイルドナイツ戦では弟のセミシ・トゥポウと兄弟対決。揃って11番で出場し、トライも獲った。2022-23シーズンからFL（フランカー）としてプレー、11試合に出場した。

パス、ラン、キックとスキルが高く、プレースキックも上手い。突破力に長けており、現在チャレンジしているFLや、これまでやってきたFBだけでなく、アウトサイドCTB（センター）、WTB（ウィング）としてプレーすることも可能だ。ユーティリティさと経験をチームに還元する。

◆趣味は映画を見ることで、恋愛映画をよく見るという。料理、PlayStation、ボードゲーム、トランプ、釣り、家族と一緒に過ごすことも好き。好きな食べ物はラーメン、特に博多ラーメンが好き。愛称は「トゥープス」。弟のセミシはかつてレベルズでプレーし、2021シーズンから埼玉パナソニックワイルドナイツでプレー。今季から横浜キヤノンイーグルスに移籍した。

TEXT by 斉藤健仁