ロトアヘアアマナキ大洋

Amanaki Taiyo Lotoahea

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日本代表でも活躍した、ランとステップが魅力の大型WTB

10歳からラグビーを始め、もともとはバックローだったが、途中からBK（バックス）に転向した。U19トンガ代表歴があり、大学1年生から来日し、幼なじみであるアマナキ・レレィ・マフィ（横浜キヤノンイーグルス）とともに、花園大学でプレーした。

2014年にリコーに入った当初は、トップリーグの外国人枠の問題もあり、ほとんど試合に出場できず、7人制日本代表としてワールドシリーズにも出場した。サンウルブズのスコッドに入ったこともあったが、ケガのために辞退した。

2016年、ジェイミー・ジョセフHC（ヘッドコーチ）が就任すると15人制日本代表に招集されて、初キャップを獲得した。その後、特別枠ができたため活躍を見せて、2018年に日本国籍も取得した。

2021年シーズンはリーグ戦7試合全てに先発出場し、持ち前のランでチャンスメイクし、2トライを挙げた。柔らかいステップとストライドの大きなランが武器。決定力あるランナーでCTB（センター）でも、WTB（ウィング）でもプレーできる器用さもある。

◆愛称は「ナキ」。同じブラックラムズに所属する「ポヒ」こと、ロトアヘアポヒヴァ大和は実の兄。8人兄弟でアマナキは下から2番目だという。子どもの頃は軍隊に入りたかったとのこと。好きな食べ物は焼き肉、寿司、カニかまで、納豆や梅干しも問題なく食べられるという。

TEXT by 斉藤健仁

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