北川賢吾

Kengo Kitagawa

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FWの要の1人。体格を活かしスクラムで強さを見せる右PR

5歳の時に熊本ラグビースクールでラグビーを始める。その後、福岡へ移り、中学まで草ケ江ヤングラガーズでプレーし、名門・東福岡高校に進学。3年時には1番PRとして試合に出場し、花園では桐蔭学園との同時優勝も経験し、高校日本代表にも選出。

同志社大学ではU20日本代表としてもプレー。卒業後はクボタに入り、2016年にはサンウルブズにも参加、また、日本代表に選出され、アジアラグビーチャンピオンシップの韓国代表戦で初キャップを獲得し、3試合に出場した。だが、その後は日本代表キャップを重ねることができなかった。

スクラムでの強さを見せて、2020年シーズンは6試合（先発5試合）、2021年シーズンは8試合（先発6試合）とチームのFW（フォワード）の中軸として安定したプレーを見せ、再び日本代表候補に名を連ねた。合宿には参加したが、6月の欧州遠征メンバーには入らず、サンウルブズの一員として日本代表と対戦した。

2022年は日本代表の合宿にも参加。2022-23シーズンはリーグワンでは8試合と試合出場はさほど多くはなかったが、シーズン終盤はプレーオフも含めて3番をつけ、クラブの初優勝に貢献した。基本は右PRだが、左PRもできる器用さもある。今季も得意のスクラムでチームの連覇に貢献したい。

◆得意な料理はカレー。好きな映画はタイタニック。福岡ソフトバンクホークスのファン。座右の銘は「成せばなる」。趣味はドライブ、ツーリング。大学時代はバイクを持っていたため、よくツーリングに出かけたが、現在はレンタルして、たまにいく程度だという。

TEXT by 斉藤健仁

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