リーグワンとは

ABOUT

「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」(ジャパンラグビー リーグワン)は、2003年から行われていた「トップリーグ」に代わり、2022年1月に開幕した日本最高峰の大会。現在は23チームが参加し、3つのディビジョンに分かれて開催されている。

RULE

「ジャパンラグビー リーグワン2023-24シーズン」では、「オフ・フィールド・レビュー」と「20分レッドカード」、2つの「試験的実施ルール」が導入される。なお、ディビジョン3の試合では適用されない。

◆オフ・フィールド・レビュー

ワールドカップでも導入され、「バンカーシステム」と呼ばれた。イエローカード以上の反則に対して、主審が選手を退場にすべきかどうか迷った際に手助けする。レフリーはプレーヤーにイエローカードを出し、カードを手に持ったまま腕を頭の高さで交差させる。

ビデオを確認する「ファール・プレー・レビュー・オフィサー」が、「オフ・フィールド・レビュー」を行い、8分以内にレビューの結果(イエロー、もしくはレッドカード)を「TMO」(テレビジョンマッチオフィシャル)経由でレフリーに伝える。

オフ・フィールド・レビューで検証される主なプレー

・ヘッドコンタクト
・空中でのコンタクト
・ヘッドコンタクトを伴わない危険なタックル
・ヘッドコンタクトを伴わない無謀で危険な行為

◆20分レッドカード

人数が減ることによって、試合の面白さが失われることを避ける目的で導入される。「オフ・フィールド・レビュー」でレッドカードとなった選手は退場となるが、20分後にその選手と別の選手が交替で出場することができる。

但し、「オフ・フィールド・レビュー」が行われずレッドカードとなった場合(いわゆる『一発レッド』『一発退場』)は、20分レッドカードは適用されず、選手の交替はできない。

DIVISION

3シーズン目を迎える「ジャパンラグビー リーグワン2023-24シーズン」。参加チーム数、各ディビジョンのチーム数は昨季と変化なく、「ディビジョン1」は12チーム、「ディビジョン2」は6チーム、「ディビジョン3」は5チームで争われる。

ディビジョン1

※カンファレンスは昨季の最終順位に基づき振り分け
※( )内は昨季順位

カンファレンスA

  • クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(1位)

  • 東京サントリーサンゴリアス(4位)

  • 東芝ブレイブルーパス東京(5位)

  • 静岡ブルーレヴズ(8位)

  • コベルコ神戸スティーラーズ(9位)

  • 三重ホンダヒート(ディビジョン2・2位)

カンファレンスB

  • 埼玉パナソニックワイルドナイツ(2位)

  • 横浜キヤノンイーグルス(3位)

  • トヨタヴェルブリッツ(6位)

  • リコーブラックラムズ東京(7位)

  • 三菱重工相模原ダイナボアーズ(10位)

  • 花園近鉄ライナーズ(12位)

ディビジョン2

  • NECグリーンロケッツ東葛(ディビジョン1・11位)

  • 浦安D-Rocks(1位)

  • 豊田自動織機シャトルズ愛知(3位)

  • 日本製鉄釜石シーウェイブス(4位)

  • レッドハリケーンズ大阪(ディビジョン3・1位)

  • 九州電力キューデンヴォルテクス(ディビジョン3・2位)

ディビジョン3

  • 清水建設江東ブルーシャークス(ディビジョン2・5位)

  • 日野レッドドルフィンズ(ディビジョン2・6位)

  • クリタウォーターガッシュ昭島(3位)

  • マツダスカイアクティブズ広島(4位)

  • 中国電力レッドレグリオンズ(5位)

FORMAT

各ディビジョンともに12月9日(土)に開幕し、5月26日(日)にプレーオフトーナメント決勝を予定している。

大会フォーマットも、昨シーズンからの変更はなく、ディビジョン1は12チームを6チームずつのA・Bカンファレンスに分け、2カンファレンスのリーグ戦を行った後、上位4チームによるプレーオフトーナメントを行い、最終順位を決定。

ディビジョン2は6チームによる2回戦制の総当たりリーグ戦を行った後、上位・下位3チームずつによる順位決定戦を行い、最終順位を決定。ディビジョン3は5チームによる3回戦制の総当たりリーグ戦を行い、リーグ戦のみで最終順位を決定する。

ディビジョン別フォーマット

ディビジョン1

チーム数
12チーム(6チーム×2カンファレンス)
レギュラーシーズン年間試合数
96試合(1チーム16試合)
リーグ戦形式

同じカンファレンス内の6チームで総当たり2回戦:60試合

異なるカンファレンスの6チームと対戦する交流戦を総当たり戦:36試合

プレーオフトーナメント

大会方式
ディビジョン1のリーグ上位4チームによるトーナメント戦と3位決定戦
試合数
4試合

ディビジョン2

チーム数
6チーム
レギュラーシーズン年間試合数
36試合(1チーム12試合)
リーグ戦形式

6チーム総当たり2回戦:30試合

順位決定戦

レギュラーシーズン上位・下位3チームずつによる総当たり順位決定戦:6試合

ディビジョン3

チーム数
5チーム
年間試合数
30試合(1チーム12試合)
リーグ戦形式
5チーム総当たり3回戦:30試合

STANDINGS

順位は以下の順で決定される。

  1. 勝ち点
  2. 勝利数
  3. 「1」「2」が同じ時は当該チーム間の勝ち点
  4. 「1」「2」「3」が同じときは当該チーム間の得失点差
  5. 全試合の得失点差
  6. 当該チーム間のトライ数
  7. 全試合でのトライ数
  8. 当該チーム間のトライ後のゴール数
  9. 全試合でのトライ後のゴール数
  10. 抽選

※プレーオフトーナメントで同点の場合は、10分間の延長戦を実施。先に得点(ドロップゴール、ペナルティゴール、またはトライ)をしたチームが勝者。延長戦でも勝敗がつかなかった場合は、各チーム5人によるキッキングコンペティションによって勝敗を決定。

勝ち点は以下の通り。

  • 勝ち:4点
  • 引き分け:2点
  • 負け:0点
  • 7点差以内の負け:1点
  • 3トライ差以上での勝ち:1点

試合が中止され、代替試合開催が不可能な場合、その試合は開催されたものとみなし、勝ち点の取り扱いは以下の通り。

  1. 両チームに責任がなく、不可抗力で中止になった場合、両チームに2点
  2. 一方のチームの責任で中止になった場合、責任のあるチームは0点、対戦チームは4点
  3. 両チームの責責任で中止になった場合、両チームとも0点

TEAMS

ディビジョン1(12チーム)

※公式チーム名称(呼称:略称 同じ場合は省略)/ホストエリア(その他エリア)

・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(S東京ベイ)/東京都江戸川区、中央区、千葉県市川市、船橋市、千葉市、市原市、成田市
・コベルコ神戸スティーラーズ(神戸S)/兵庫県神戸市
・埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉ワイルドナイツ:埼玉WK)/埼玉県
・静岡ブルーレヴズ(静岡BR)/静岡県
・東京サントリーサンゴリアス(東京サンゴリアス:東京SG)/東京都、港区、府中市、調布市、三鷹市
・東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)/東京都、府中市、調布市、三鷹市(フレンドリーエリア:神奈川県川崎市)
・トヨタヴェルブリッツ(トヨタV)/愛知県豊田市、名古屋市、みよし市
・花園近鉄ライナーズ(花園L)/東大阪市、大阪府
・三重ホンダヒート(三重H)/三重県
・三菱重工相模原ダイナボアーズ(相模原DB)/神奈川県、相模原市
・横浜キヤノンイーグルス(横浜E)/神奈川県横浜市(セカンダリーホストエリア:大分県)
・リコーブラックラムズ東京(ブラックラムズ東京:BR東京)/東京都、世田谷区

ディビジョン2(6チーム)

・浦安D-Rocks(浦安DR)/千葉県浦安市
・NECグリーンロケッツ東葛(グリーンロケッツ東葛:GR東葛)/千葉県我孫子市、柏市、松戸市、流山市、野田市、鎌ヶ谷市、白井市、印西市
・日本製鉄釜石シーウェイブス(釜石SW)/岩手県釜石市
・九州電力キューデンヴォルテクス(九州KV)/福岡県(フレンドリーエリア:九州全域)
・豊田自動織機シャトルズ愛知(S愛知)/愛知県
・レッドハリケーンズ大阪(RH大阪)/大阪府大阪市

ディビジョン3(5チーム)

・クリタウォーターガッシュ昭島(WG昭島)/東京都昭島市
・清水建設江東ブルーシャークス(江東BS)/東京都江東区
・中国電力レッドレグリオンズ(中国RR)/広島県(フレンドリーエリア:中国地方全域)
・日野レッドドルフィンズ(日野RD)/東京都日野市、八王子市および周辺地域
・マツダスカイアクティブズ広島(スカイアクティブズ広島:SA広島)/広島県

IDENTITY

VALUE

「みんなのためにFOR ALL」

日本ラグビーが育んだ「多様性の尊重」と「包摂の精神」を、普遍的な価値として伝承し発展させていく

VISION

「あなたの街から、世界最高をつくろう」

リーグを取り巻くすべてを、世界最高の名に相応しいクオリティに作りあげ、心躍る体験が、日常に溢れる風景を実現する。

MISSION

「ファンが熱狂する非日常空間の創造」

だれもがラグビーを夢中になって楽しみ、興奮と感動を共有できる環境をつくる。

「日本ラグビーの世界への飛躍」

日本ラグビーの質と技量の常なる向上を図り、世界に、ラグビーの新たな魅力と驚きをひろげる。

「地元の結束、一体感の醸成」

だれもがそれぞれの立場で参加でき、強いつながりを感じる環境・文化を醸成する。

「社会に貢献する人材の育成」

ファン、チーム、企業、地域とひとつになり、社会に貢献し、世界に羽ばたく人間を育てる。

ご視聴方法

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