ピーター・ラピース・ラブスカフニ

Pieter Labuschagne

ピーター・ラピース・ラブスカフニ
  • 生年月日

    1989年1月11日

  • 出身

    南アフリカ

  • 所属

    クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

  • ポジション

    FL(フランカー)

  • 身長/体重

    189cm/106kg

  • 主な経歴

    グレイカレッジ→フリーステート大学→チーターズ、ブルズ

  • 日本代表キャップ

    19 ※2019・23年ワールドカップ日本代表
    ※2023年12月1日時点

COMMENT

日本代表でキャプテンも務めたリーダーシップと運動量に長けたFL

南アフリカの首都プレトリア生まれで、7歳からラグビーを始めた。大学などのアマチュアで実績を積んだ後、2012~14年まではチーターズ、2015~16年はブルズといったスーパーラグビーのチームでプレー。ブルズではキャプテンも務めるなど、スーパーラグビーで50試合以上の出場試合を誇る。そして、2013年の秋には念願だった南アフリカ代表に選出されて遠征に参加したが、テストマッチに出場することは叶わなかった。

2016年からクボタでプレーし、それが評価されると同時に、2019年ワールドカップに日本代表として出場することが間に合うということもあり、2018年からサンウルブズの一員となった。自衛隊合宿でジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)にリーダーシップが高く評価され、献身的にチームに貢献し、その年のサンウルブズ内の「ベストFW(フォワード)」にも選出された。

さらに2019年は特別編成チーム「ウルフパック」でゲームキャプテンを務めるなど、日本代表のリーダーの1人となり、6月に日本代表資格を得て、7月のフィジー代表戦で初キャップながらゲームキャプテンを務めた。そして、2019年ワールドカップでは日本代表の中軸として活躍、大会中もリーチに代わってゲームキャプテンを務めるなど、献身的なプレーでチームを準々決勝へ大きく貢献をした。

2021年は日本代表だけでなくトップリーグでもクボタの主軸、そしてリーダーとしてチームを牽引し、チーム初のベスト4に寄与した。自身もトップリーグ「ベスト15」に輝き、秋の遠征では日本代表キャプテンも任された。

2022年夏はケガで日本代表での出場はなかったが、秋は欧州遠征でテストマッチ2試合に出場。2022-23シーズンのリーグワンはケガもあり、後半はプレーできなかった。今夏の日本代表でも候補からのスタートとなり、国内最終テストマッチのフィジー代表戦で復帰したもののレッドカードで退場し、一時はワールドカップ出場が危ぶまれた。

それでもコーチ陣の信頼は厚く、2度目となるワールドカップスコッドに選ばれ、2試合に出場した。機動力に長けており、タックル、ジャッカルも得意で、今季は1年間を通して接点で身体を張り続けたい。

◆ラグビー以外にクリケットや陸上もやっていたという。好きな食べ物はステーキとポテトフライ。好きな日本食は蕎麦。コーヒーを飲むことがリラックスの方法。ラブスカフニという名の発音が難しいため「ラピース」という愛称を好む。モットーは旧約聖書の詩篇23篇。サインにも「PS23」と入れている。

TEXT by 斉藤健仁

QUESTION

  • Q

    ニックネーム(もしくはこう呼んでほしい)

    ラピース

  • Q

    試合前に必ずすること

    ストレッチ、リラックス、音楽鑑賞

  • Q

    ラグビーを始めたきっかけ

    競技性とチームスポーツであるという事実がとても好き

  • Q

    好きな寿司ネタ(例:ウニ、サーモン)

    サーモン

STATS

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データ提供:

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