長田 智希

Tomoki Osada

長田 智希
  • 生年月日

    1999年11月25日

  • 出身

    京都府

  • 所属

    埼玉パナソニックワイルドナイツ

  • ポジション

    CTB(センター)

  • 身長/体重

    179cm/90kg

  • 主な経歴

    東海大仰星高校→早稲田大学

  • 代表キャップ

    7 ※2023年ワールドカップ代表
    ※2023年12月1日時点

  • SNS

    Instagram :@osd_1312

COMMENT

2022-23シーズンの新人賞。勢いのままワールドカップでも躍動した若きCTB

小学校4年の時に、幼なじみのFB(フルバック)笹岡海斗(マツダスカイアクティブ広島)に誘われて、京都・亀岡ラグビースクールで競技を始める。京都の神川中学から大阪の東海大仰星高校に進み、主にCTBとしてプレーした。1年時はリザーブながら花園の優勝を経験し、2年の時は準優勝、3年では主将を務め、花園で再び全国制覇、高校日本代表にも選ばれた。

早稲田大学に入学すると、CTBだけでなく、WTB(ウイング)としてもプレーし、1年からレギュラーとして活躍。U20日本代表も経験した。2年時は13番としてプレーし、大学選手権で優勝に貢献。3年では準優勝に寄与した。4年になると、12番となり、キャプテンに任命されたが、大学選手権では明治大学に敗れてベスト8に終わった。

卒業後の2022年、埼玉パナソニックワイルドナイツに入団。2022-23シーズン、南アフリカ代表CTBダミアン・デアレンデが家庭の事情で帰国すると、その穴を埋める形で第5節のリコーブラックラムズ東京戦でフル出場し、リーグワンデビューを飾った。

その後、コーチ陣の信頼を勝ち取り、そこからコンスタントに先発メンバーへ名を連ね、CTB、WTBで計14試合に出場。優勝こそできなかったが、決勝でもトライを挙げ、新人賞とCTBでの「ベスト15」にも輝いた。

その勢いのまま、ワールドカップイヤーの2023年、日本代表に選ばれて、7月のオールブラックスXV戦に途中出場し、その存在感をアピールすると、以降は全ての試合に出場し、一気に3キャップを獲得。堂々のワールドカップスコッド入りを果たした。そして、ワールドカップ本大会でも3試合に出場した。

ワイルドナイツで国際経験豊富な選手に囲まれた中で努力を重ね、一気にその才能が開花したと言える。ワールドカップの経験を経て、今季は中軸の1人として中盤でさらに存在感を示したい。

◆好きな言葉は漫画「NARUTO」に出てきたという「自分を信じない奴なんかに努力する価値はない」。ニックネームは「おっさん」。父は野球、兄はサッカーをやっていた。試合前のルーティンは部屋の掃除。ワイルドナイツの先発では数少ない社員選手で「パナソニックスポーツ」で働いている。2023年6月、バスケットのBリーグアワードに参加し、プレゼンターを務めた。

TEXT by 斉藤健仁

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