ヘル ウヴェ

Uwe Helu

ヘル ウヴェ
  • 生年月日

    1990年7月12日

  • 出身

    トンガ

  • 所属

    クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

  • ポジション

    LO(ロック)/FL(フランカー)

  • 身長/体重

    193cm/120kg

  • 主な経歴

    セント・トーマス高校→拓殖大学→ヤマハ発動機

  • 日本代表キャップ

    19 ※2019年ワールドカップ日本代表
    ※2023年12月1日時点

  • SNS

    X(旧Twitter) :@uwehelu

COMMENT

ボールキャリーの激しさ、突破力が魅力のバックファイブ

トンガ出身で、父親の影響で6歳からラグビーを始め、トンガの高校だけでなく、ニュージーランド・クライストチャーチにあるセント・トーマス高校で研鑽を積み、悩んだ末に来日を果たした。拓殖大学では主にLOとして活躍し、2012年、2013年の関東大学リーグ戦の「ベスト15」に選出、4年時には拓殖大学史上、初の外国人キャプテンも務めた。また、7人制日本代表の合宿にも召集された経験もある。

外国人枠の影響もあり、ヤマハ発動機でなかなか試合に出られなかったが、2016年8月に日本国籍を取得し、出場機会が増加した。トップリーグの活躍を経て、日本代表やサンウルブズへと階段を登っていき、2019年のワールドカップにも日本代表として出場した。

2021年シーズンはヤマハ発動機で副将を務め、チームの中軸、LOとして7試合全てに出場した。2021年春は日本代表の一員として帯同したが、試合に出場することは叶わなかった。咋季、7シーズンプレーしたクラブを離れて、FW(フォワード)で強さを見せるクボタスピアーズ船橋・東京ベイに移籍した。

2022シーズンは6試合の出場だったが、後半、特にプレーオフではベテランらしいプレーでチームの3位に貢献。2022-23シーズンは7試合の先発を含む14試合に出場し、チームの初優勝に貢献した。そして、2019年以来の日本代表復帰を果たし、ワールドカップのスコッド入りしたが、コンディション不良のため、大会前に離脱。それでもバーバリアンズのメンバーとして欧州遠征に参加した。

ボールキャリア、そしてジャッカルに強い、激しさをウリにするバックファイブだ。身長193cmで、FL(フランカー)でも、LOとしてもプレー可能。今季もFW(フォワード)の中軸の1人として躍動しそうだ。

◆タウアテ・ヴァル・ウヴェ・ヘル(Tauate Valu Uwe HELU)という名だったが、日本人の奥さんと結婚、日本国籍を取得したためヘル ウヴェとなった。今では1男1女の父親。好きな食べ物はお寿司と唐揚げ、トンガ出身らしくタロイモ。趣味はゴルフ。元ニュージーランド代表で、2023年ワールドカップはトンガ代表で出場したマラカイ・フェトキアとは、幼なじみで仲良しだという。愛称は「ウヴェ」。

TEXT by 斉藤健仁

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