中島 イシレリ

Isileli Nakajima

中島 イシレリ
  • 生年月日

    1989年7月9日

  • 出身

    トンガ

  • 所属

    コベルコ神戸スティーラーズ

  • ポジション

    PR(プロップ)

  • 身長/体重

    186cm/120kg

  • 主な経歴

    リアホナ高校→流通経済大学→NEC

  • 日本代表キャップ

    9
    ※2023年12月1日時点

  • SNS

    X(旧Twitter) :@isilelinakajima
    Instagram :@nakajima_isileli

COMMENT

体格を買われてPRに転向。ワールドカップにも出場した人気者

15歳でトンガのリアホナ高校でラグビーを始めて、当初はPR(プロップ)だったという。18歳から流通経済大学に進学。150kg(当時)の体重を活かし、突破力を武器としたNO8(ナンバーエイト)だったが、ケガも多かった。4年時には関東大学リーグ戦の初優勝に貢献し「ベスト15」にも選ばれている。

大学卒業後はNECに入り、3年間プレー。ヴァカウタ・イシレリという名だったが、2014年に日本人女性と結婚し、2015年に日本国籍を取得。現在の名になった。2015年からは神戸製鋼に移籍した。

なかなか出場時間を得ることができなかったが、2018年はバックローとして春から好調で、その勢いのまま、日本代表入り。さらに、2019年になって、その体格を買われて、高校時代にプレーしていた左PRに転向した。トップリーグカップ、特別編成チーム「ウルフパック」でPRとして頭角を現し、2019年ワールドカップ出場を果たし、主に控えからチームの勝利に貢献した。

初年度のリーグワンでは10試合に出場し2トライ。2021年秋は日本代表に復帰したが、2022年は選ばれず、6月に「トンガ・サムライ」の一員として、「エマージングブロッサムズ」とチャリティーマッチを戦った。2022-23シーズンは副将も任され、11試合の先発を含む15試合に出場した。

もともとバックローだったため、ボールキャリー、力強いタックルは大きな武器だ。スクラムワークも年々進化しており、コベルコ神戸スティーラーズのFW(フォワード)を支える1人へと成長した。

◆憧れの選手はトンガ出身で、元ニュージーランド代表のWTB(ウィング)ジョナ・ロムーだ。同級生のPRヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)とはトンガ時代に試合をしたことがあるというが、そのときは中島がPRで、ヴァルがバックローだった。リラックス方法は温泉。口癖の「yeah boi」でも有名に。自らデザインしたマスクやキャップ、バッグなどを販売している。

TEXT by 斉藤健仁

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