ジョネ・ナイカブラ

Jone Naikabula

ジョネ・ナイカブラ
  • 生年月日

    1994年4月12日

  • 出身

    フィジー

  • 所属

    東芝ブレイブルーパス東京

  • ポジション

    WTB(ウィング)

  • 身長/体重

    177cm/95kg

  • 主な経歴

    ケルストンボーイズ高校→摂南大学

  • 日本代表キャップ

    9 ※2023年ワールドカップ日本代表
    ※2023年12月1日時点

COMMENT

トライを取りきる力を持つ、スピードとステップを合わせ持ったWTB

もともとフィジーのナドローガという人口200人ほどの村の出身で、幼少期は祖母に育てられたという。7歳でラグビーを始めて、元オールブラックス主将のタナ・ウマンガに憧れ、18歳の時にニュージーランドへ留学した。当初は英語もあまり話せなかったというが、すぐにチームに溶け込み、大きく成長し、ケルストンボーイズ高校時代は、7人制ラグビーのニュージーランド高校代表にも選ばれるほどだった。

スカラシップで摂南大学の法学部に進んで頭角を現し、2017年には7人制ラグビーの日本代表としてもプレーした。卒業後の2018年、東芝に入団したが、その年のラグビーワールドカップセブンズにも出場を果たした。その後は、15人制ラグビーに専念。日本代表を目指し、東芝で研鑽を積んでいる。

2021年シーズンのトップリーグでは6試合に出場。5トライを挙げて、2021年4月には日本代表候補にも選ばれたが、結婚式の予定があったため参加は見送った。2021年秋にも日本代表に選ばれて欧州遠征にも帯同したが、初キャップを得ることはできなかった。

リーグワン初年度は15試合に先発出場し、9トライを挙げるなど、チームの主力として活躍。トップ4入りにも貢献し、2022年夏に再び日本代表へ招集されたが、またしてもキャップ獲得はならなかった。リーグワン2022-23シーズンは10試合で10トライを挙げた。

2023年夏のサモア代表戦で初キャップを獲得すると3戦連続先発し、トンガ戦、フィジー戦でトライを挙げただけでなく、ディフェンスでも大きくアピールし、初のワールドカップへの切符をつかんだ。大会では4試合すべてに出場し、2トライを挙げた。スピードとステップを武器に、1人でトライを取りきる力を持ったランナーで、今季も攻守でチームに勢いを与えたい。

◆尊敬する選手は東芝でチームメイトだったリチャード・カフィ。シャイな性格だが、同じフィジーにルーツを持つFL(フランカー)リーチ マイケルや、トンガ出身などアイランダーのチームメイトとはよく話しているという。日本での新婚生活も楽しみ、日本語の勉強にも熱心だ。

TEXT by 斉藤健仁

QUESTION

  • Q

    ニックネーム(もしくはこう呼んでほしい)

    ジョネ

  • Q

    試合前に必ずすること

    フィールドへ出る前に祈る

  • Q

    ラグビーを始めたきっかけ

    フィジーでは誰もがラグビーをプレーするのを見て育つ

  • Q

    今のポジションを始めたきっかけ

    高校の監督

  • Q

    所属チームの魅力は?

    結束力

  • Q

    チームの●●な人といえば?(●●は「ムードメーカー」「おしゃれ番長」など…)

    フジノ(藤野佑麿)

  • Q

    仲の良いラグビー選手を教えてください(他チームも含め)

    ジョニー・ファアウ&シオネ

  • Q

    好きな寿司ネタ(例:ウニ、サーモン)

    サーモンとエビアボカド

  • Q

    挑戦してみたいことはありますか?

    より良くなるため、自分自身に挑戦する

  • Q

    学生時代の得意科目

    体育

  • Q

    学生時代の苦手科目

    物理

  • Q

    スマホで待ち受け画面にしているもの

    私と妻

STATS

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