マルセル・クッツェー

Marcell Coetzee

生年月日

1991年5月8日
出身

南アフリカ
所属

コベルコ神戸スティーラーズ
ポジション

FL（フランカー）／NO8（ナンバーエイト）
身長／体重

191cm／116kg
主な経歴

ポートナタール高校→シャークス→Honda→アルスター→ブルズ
代表キャップ

31
※2022年12月1日時点
SNS

Twitter :@marcell_coetzee
Instagram :@marcaluis24

COMMENT

南アフリカのソニービル・ウィリアムズと称される、オフロードの名手

2011年にシャークスでスーパーラグビーデビューを果たした。2012年6月にイングランド代表戦でスプリングボクスの初キャップを獲得。2015-16シーズンは日本のHondaに在籍し、10試合中9試合に出場し、タックル成功率94.6％を記録した。

その後アイルランドのアルスターに移籍。南アフリカ代表としてもコンスタントに試合に出場するようになり、2019年のワールドカップのメンバー入りが期待されたが、直前の8月17日に行われたアルゼンチン戦で足首を負傷し、手術を受けて全治12週間と診断され、出場の望みは絶たれた。

アルスターでは、2020-21シーズンに選手が選ぶシーズン最優秀選手賞を受賞。2021年には南アフリカに戻り、ブルズのキャプテンとしてプレーし、国内リーグであるカリーカップでも優勝した。2021-22シーズンは、ユナイテッド・ラグビーチャンピオンシップ（アイルランド、ウェールズ、スコットランド、イタリア、南アフリカ）で7試合にフル出場。「ベスト15」にも選出された。

今季から再び日本でのプレーを決め、コベルコ神戸スティーラーズに移籍した。強烈なタックルだけでなく、「南アフリカのソニービル・ウィリアムズ」と称されたようにオフロードパスが上手い。リーグワンで初タイトルを狙うチームの、攻守の要になりそうだ。

◆かつて神戸に在籍したスプリングボクスのチームメイト、ジャック・フーリーや、ルカニョ・アムに相談して、コベルコ神戸スティーラーズ入りを決意した

TEXT by 斉藤健仁