エスピー・マレー

SP Marais

生年月日

1989年3月16日
出身

南アフリカ
所属

横浜キヤノンイーグルス
ポジション

WTB（センター）／ FB（フルバック）
身長／体重

185cm／94kg
主な経歴

パールボーイズ高校→レオパーズ→キングス→シャークス→ブルズ →ストーマーズ
代表キャップ

0
※2023年12月1日時点
SNS

X（旧Twitter） :@SPMarais

COMMENT

プレースキック、ランが得意な南アフリカ出身のバックスリー

歩き始めた1歳ぐらいからラグビーに触れていたという。地元のアマチュアクラブでプレーした後、2010年にレオパーズに加入し、国内選手権のカリーカップに出場した。その後、キングスに移り、2013年にスーパーラグビーデビュー。さらにシャークス、ブルズ、ストーマーズと南アフリカのチームでプレーして、2018年は左足のキックを武器にカリーカップで得点王にも輝いた。

2020年、キヤノンに加入した。入団以降、主にFBとしてほとんどの試合に出場しており、ランとロングキックでチームに貢献してきた。2022シーズンは11試合に出場して93得点を挙げ、PG（ペナルティゴール）とゴール成功率が92.1％で、リーグワン元年の「ベストキッカー」を受賞した。2022-23シーズンも17試合に出場し、キックやラン、安定感あるプレーでチームのトップ4入りに貢献した。

ハンドリングスキルも高く、突破力もあり、WTBでもプレー可能であり、キックも正確だ。今季もイームのアウトサイドBK（バックス）の要としてチームを引っ張る1人となろう。

◆本名はSarel Petrus（サレルペトラス）で略して「SP」だ。アウトドアが趣味で、読書も好き。ケチャップが苦手。

TEXT by 斉藤健仁

QUESTION

Q&A

Q

あなたのどんなところに注目して欲しいですか？

自分はキッキングの能力が優れています。
Q

推し選手を教えてください（自分でも他人でも、リーグワン以外でも）またその理由

ジェシー・クリエル。彼はこのゲームにおける真のプロフェッショナル。
Q

試合中とオフのギャップはありますか？それはどんなところ？

今は多少暇があるので、できるだけゴルフコースで時間を過ごすようにしています。
Q

ご結婚されていますか？

独身
Q

ベンチプレス、スクワットは何キロですか？体脂肪率も教えて下さい。

130kg ベンチプレス＆220kg スクワット
体脂肪率は 9%
Q

周りの人にスゴい＆意外と言われる、趣味や特技を教えて下さい。

アフリカの自然で過ごすことをエンジョイします。これは私の大いなる情熱です。
Q

試合前によく聴く曲は？また、その曲のどんな所がおすすめですか？

試合前の曲はコンスタントに変わります。全てはその日の気分次第です。
Q

最近、背伸びして購入したものは何ですか？

自分のために物を買うことはあまりありません。
Q

今までに一番美味しかった食べ物は何ですか？

和牛
Q

会いたい芸能人は誰ですか？

クリスティアーノ・ロナウド
Q

ニックネーム（もしくはこう呼んでほしい）

サレル
Q

試合前に必ずすること

例えばソーシャルメディアなど、ネガティブな方へ影響しそうな物は極力避けるようにしている。自分のその時の精神状態がどうなっているかに集中しているので、1日を通して、物事を楽しくポジティブな形にするようにしている。通常は、楽なストレッチを行い、試合前の心構えを作れるような音楽を聴いている。
Q

ラグビーを始めたきっかけ

私は常にプロとしてラグビーをプレーすることを夢見ていた。ラグビーへの愛と情熱は、幼かった頃、父により植えつけられたのだと思う。私が初めて観たラグビーの試合は、ニューランドケープタウンだった。私は4歳で、ウェスタンプロビンスのプレーを見た。それ以来、私はこのゲームの虜になり始めた。
Q

今のポジションを始めたきっかけ

少年時代は、フライハーフとフルバックを交互にプレーしていた。時の経過と共に、今現在プレーしているフルバックに落ち着くようになった。
Q

所属チームの魅力は？

このチームの魅力は、やること全てにおいて、お互いのために試練に向かい挑戦するという事実だと思う。ジムの中やフィールドの上、そしてゴルフのラウンドでさえそれは同じ。我々は一人一人がベストを尽くしており、自分たち自身にとても高いスタンダードを設定している。これは”勝者のメンタリティ”と呼ばれるもの。
Q

チームの●●な人といえば？（●●は「ムードメーカー」「おしゃれ番長」など…）

チームはカリスマ性のある人柄であふれているので、特定の個人を選ぶのは難しい。ジェシー・クリエルのように”規律を遵守する”選手もいて、彼は食事制限、トレーニング、リカバリーのこととなると、かなり規律に厳しい。一方で、リアキマタギ・モリのようにかなりリラックスした人もいて、彼は常にクールで、落ち着いていて冷静だ。初めに言った通り、常に微笑んでいて、我々のやることに関しては、どの瞬間も楽しもうとしている。
Q

仲の良いラグビー選手を教えてください（他チームも含め）

同チームの最高の親友はコーバス・ファンダイク。横浜キヤノンイーグルス入団前は、南アフリカのストーマーズで一緒にプレーした。運命と言うべきか、我々は時を同じくして横浜キヤノンイーグルスと契約した。それ故、我々は長年のチームメイトであり、それが我々の結束を独特かつ特別なものにしている。
Q

他の競技で仲の良いアスリートはいますか？

残念ながら、私には他のスポーツをプレーしている親友はいない。しなしながら、ラグビー仲間は世界中に大勢いて、彼らはプロとしてイングランド、フランス、米国、イタリアでラグビーをプレーしている。
Q

出身地の自慢（観光地、食事、偉人など）

我がホームタウンの誇りとなると、ケープタウンのテーブルマウンテンということになるだろう。これは独特かつ特別な場所で、ケープタウンではどこからでも見ることができる。南アフリカで唯一無二の場所といえば、クルーガー国立公園。4歳の頃から訪れている場所で、心洗われるアフリカのブッシュフェルドに比肩する場所は他にないので、私はここへは毎年通っている。
Q

好きな寿司ネタ（例：ウニ、サーモン）

絶対にサーモン
Q

挑戦してみたいことはありますか？

私はやること全てに対してチャレンジしているので、何か一つを選ぶのは難しい。私はとても負けず嫌いな人なので。
Q

学生時代の得意科目

学校で一番好きだった科目は数学と会計学。点数はそれほどでもなかったけれど（笑）、この2科目はとても楽しかった。
Q

学生時代の苦手科目

最も難しいと感じたのは科学だった
Q

スマホで待ち受け画面にしているもの

スマホの壁紙は、私をインスパイアする2つの格言のコラージュ。一つは偉大なる実業家、アンドリュー・カーネギーのもの。もう一つは、「自分の血統で最も偉大な人間になる」という格言。