石田一貴

Kazuki Ishida

生年月日

1996年1月14日
出身

熊本県
所属

三菱重工相模原ダイナボアーズ
ポジション

SO（スタンドオフ）
身長／体重

173cm／85kg
主な経歴

九州学院高校→日本体育大学→清水建設
代表キャップ

0
※2024年12月1日時点
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日本代表にも選出された攻撃的な司令塔

父がラグビーをやっていたこともあり、幼少期から楕円球に触れていたが、小学3年の時に熊本ラグビースクールで本格的に競技を始めた。小学校時代はサッカーも両立してプレーしていたが、中学からはラグビーに専念したという。

地元の強豪・九州学院高校に進学し、3年時には「花園」こと、全国高校ラグビー大会に出場した。日本体育大学に進学し、大学時代はスーパーラグビーのブランビーズへの短期留学も経験し、4年時はキャプテンも務めた。

大学卒業後の2018年、当時トップイーストの1部だった清水建設ブルーシャークスに入団。2019年3月には世界選抜のメンバーに選出され、オーストラリアでフォースとも対戦している。

「日本代表になりたい」という思いから、2020年7月に三菱重工ダイナボアーズへ加入し、2021年にトップリーグでデビューした。リーグワンとなってからは、2022-23シーズンは、SOやFB（フルバック）として13試合に出場し、2023-24シーズンはFBとして先発8試合を含む9試合に出場した。

2024年5月、日本代表のトレーニングスコッドに初めて呼ばれ、菅平の合宿に参加した。6月、バックアップメンバーから日本代表に追加招集され、ダイナボアーズの選手としては初の日本代表スコッド入りとなったが、残念ながらキャップの獲得はならなかった。

スキル、ランに長けた攻撃的な選手で、10番、15番の両ポジションでプレーできる。リーグワンでさらに存在感を増し、再び日本代表にチャレンジしたい。

◆7人制日本代表でもプレーし、パリ五輪にも出場した石田大河（浦安D-Rocks）は2歳下の弟で、高校、大学も同じだ。相模原のチームメイトであるCTB（センター）岩下丈一郎は高校の1学年下で、サニックスが活動休止となった後、移籍の相談に乗ったという。中学・高校時代は熊本県阿蘇市の実家から、朝5時半の電車に乗って市内の九州学院に通学していた。2児の父。

TEXT by 斉藤健仁