濱野隼大

Junta Hamano

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フィジカルとスピードに長けた若きランナー

兵庫県三田市出身。幼稚園からラグビーをはじめて、三田ラグビークラブジュニアでプレーした。中学2年生の夏休みにニュージーランドのロトルアボーイズハイスクールに短期留学をした時に、コーチ陣の目に留まり、さらに留学を延長したという。

一旦、日本に帰国したが、中学3年生に上がるときに再び留学し、高校卒業まで過ごした。地域のU16代表や、スーパーラグビーのチーフスU18、ジュニア・ジャパンにも選出された。卒業後の2020年、大学に進学せず、地元兵庫の神戸製鋼コベルコスティーラーズに入団した。

2022-23シーズンの三菱重工相模原ダイナボアーズ戦で、アウトサイドCTB（センター）としてリーグワンデビューし初トライも挙げると、そのシーズンは先発8試合を含む9試合に出場した。2023-24シーズンは主にWTB（ウイング）として、先発5試合を含む9試合で6トライを挙げた。

2024年、日本代表のバックアップメンバーとなり、9月のパシフィックネーションズカップで追加招集を受け、決勝のフィジー代表戦でWTB（ウィング）として、後半12分から途中出場し初キャップを得た。秋の欧州遠征にも参加。ウルグアイ代表戦では先発も果たし、トライも挙げた。

スピードとフィジカルを合わせ持ったBK（バックス）として、決定力を武器にリーグワンでも存在感を示していきたい。

◆愛称は「ジュンジュン」。ラグビー選手にならなければ宇宙飛行士になりたかったという。学業も優秀で、ニュージーランドの大学で奨学金を受けられるほどだったという。2024年のオフ期間にはアメリカにも留学していた。

TEXT by 斉藤健仁

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