田村煕

Hikaru Tamura

生年月日

1993年9月12日
出身

愛知県
所属

浦安D-Rocks
ポジション

SO（スタンドオフ）
身長／体重

175cm／89kg
主な経歴

國學院栃木高校→明治大学→東芝→東京サントリーサンゴリアス
日本代表キャップ

0
※2024年12月1日時点
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ディビジョン1昇格に大きく貢献した、3拍子そろった司令塔

中学校時代まではサッカーをしていたものの、日本代表の兄・優（横浜キヤノンイーグルス）を追うように、愛知の親元を離れて、父親の友人でもある吉岡肇監督が率いる栃木・國學院栃木高校に進学。主にFB（フルバック）として選抜大会や花園でも活躍した。

明治大学に進学した後も、主にSO（スタンドオフ）やFBとしてプレー。NO8（ナンバーエイト）松橋周平（リコーブラックラムズ東京）らとともに低学年から活躍した。東芝に入ると元ニュージーランド代表CTBリチャード・カフイらにその才能を評価されて、ルーキーながらSOとしてプレーして存在感を示した。

2017年、サンウルブズのスコッドに入り、スーパーラグビーも経験した。2年目から、明治大学出身者が多いサントリーに移籍した。2021年のトップリーグでは、ボーデン・バレットに10番を譲ることが多かったが、先発で1試合、リザーブから8試合の計9試合に出場。トップリーグ初年度はほとんどの試合で10番を背負って13試合に出場した。

キック、パスも上手いが、自分から仕掛けるランにも長けた選手だ。年々、ゲームメイク力も上達し、2022-2023シーズンは8試合に出場。2023-24シーズンから新天地である浦安D-Rocksでプレーすることになり、司令塔として13試合に出場しディビジョン1昇格に大きく寄与した。2024-25シーズンも10番としてチームをコントロールして勝利に貢献する。

◆日本代表の司令塔として2019年ワールドカップで活躍した田村優（横浜イーグルス）の実弟。父・誠氏は帝京大学、トヨタ自動車でプレーし、豊田自動織機の総監督、サンウルブズのGMなどを務めた。趣味はショッピング。愛称は「ひかる」。

TEXT by 斉藤健仁