エルトン・ヤンチース

Elton Jantjies

生年月日

1990年8月1日
出身

南アフリカ
所属

NTTドコモレッドハリケーンズ大阪
ポジション

SO（スタンドオフ）
身長／体重

176cm／88kg
主な経歴

フロリダ高校→ライオンズ→NTTコミュニケーションズ
南アフリカ代表キャップ

41 ※2019年ワールドカップ代表
※2021年12月1日時点
SNS

Instagram :@eltonjantjies

COMMENT

日本でのプレー経験も豊富な現役南ア代表の司令塔

4歳からラグビーを始めて2010年に南アフリカの新人賞を受賞した。2011年はカリーカップの決勝でMOM（マン・オブ・ザ・マッチ）を獲得。2012年にはスプリングボクスのキャップを獲得するなど、20代前半の若いうちから頭角を現した。

2013年に1シーズンだけストーマーズでプレーした。その後はやや低迷したが、2014年から2018年までNTTコミュニケーションズでプレーし名将ロブ・ペニーの下、トップリーグでスキルや判断力を磨いた。

スーパーラグビーでは2016年、17年、司令塔としてライオンズを2年連続準優勝に導いた。特に2016年は197点で得点王に輝き、スーパーラグビー南アフリカ・カンファレンス最優秀選手賞を受賞した。ライオンズでの活躍で2016年に再び、南アフリカ代表に選出されるようになった。

2018年後半から、スプリングボクス正SOの座をハンドレ・ポラードに譲るようになり、2019年のワールドカップでは2試合の出場にとどまった。だが、ポラードのケガもあり、再びスプリングボクスではコンスタントに試合に出場している。

ライオンズでは2020年からキャプテンを務めており、クラブの最多キャップ（131試合）保持者でもある。フランスのポーにローン移籍し2試合に出場した。21年は南アフリカ代表としても6試合出場して存在感を示した。

◆2013年にストーマーズに加入する数週間前に、キックを教えてくれた父が、蜂に刺さされて亡くなってしまう悲劇に見舞われたという。好きな食べ物はサーモン寿司。NTTコミュニケーション時代はファミレスのジョナサンが行きつけだったという。

TEXT by 斉藤健仁

QUESTION

Q&A

Q

ニックネーム（もしくはこう呼んでほしい）

Gまたはエラ
Q

2022年の目標（ラグビーでもいいし、それ以外でもOK）

2022年の目標は、シーズンを通してドコモでスタメンとしてプレーし、
チーム、家族、そしてファンを鼓舞してトーナメントで優勝すること。
スプリングボクス（南ア代表）入りすること。
Q

試合前に必ずすること

とてもシンプル。試合へ向けた全ての準備をしているか確認し、月曜のすべきことの詳細を確認し、ウィークデーの個人練習に集中する。金曜はリラックスして過ごし、散髪をして、体力回復のマッサージを受けて眠る。土曜には準備万端整っている。
Q

ラグビーを始めたきっかけ

父。父がラグビーの選手で、私にとっては高校時代、初めての監督だった。
父はいつも居残り練習につきあってくれた。
Q

今のポジションを始めたきっかけ

恐らくクリケット。
それでよく考えるようになったし、このポジションの負う責任を気に入っている。
Q

所属チームの魅力は？

自分のプレーの全てに全力を尽くす
Q

チームの●●な人といえば？（●●は「ムードメーカー」「おしゃれ番長」など…）

ハハハ、リーダは監督？
Q

仲の良いラグビー選手を教えてください（他チームも含め）

マルコム・マークス
Q

他の競技で仲の良いアスリートはいますか？

ラグビー選手ならいます。爆弾チームと呼ばれている面子で、ライオンズで一緒にプレーしたライオネル・マプー、コートナル・スコサン、マービン・オリエ、タイロン・グリーン、ワンディ、マドシャ・タンブエ、シルヴィアン・マフーザ（NTTコムの選手）、ハチバ・デイマニ、そしてアフィウェ、アシュロン・デイヴィッズ
Q

出身地の自慢（観光地、食事、偉人など）

伝統料理を食べること - 羊肉
Q

好きな寿司ネタ（例：ウニ、サーモン）

サーモン
Q

挑戦してみたいことはありますか？

ハハハ。日本には（挑戦すべきことが）たくさんある。
Q

2021年、個人的一番ニュース

スプリングボクスに選ばれ優勝したこと
Q

学生時代の得意科目

英語
Q

学生時代の苦手科目

科学
Q

スマホで待ち受け画面にしているもの

ワールドカップのトロフィー -
2023年に思いを巡らせている
Q

昨シーズンの個人的ベストプレー（ご自身のプレーで）

オールブラックス相手のドロップゴールとウィニングペナルティキック。
Q

昨シーズンで最も印象に残っている試合（理由も併せて）

オールブラックスの試合。
ラスト5分でも勝利を信じる選手たちの意思の統一が素晴らしかった。