流 大
日本代表選手紹介
流 大
Yutaka NAGARE
-
生年月日
1992年9月4日
-
出身
福岡県
-
所属
東京サントリーサンゴリアス
-
ポジション
SH(スクラムハーフ)
-
身長/体重
166cm/75kg
-
主な経歴
荒尾高校→帝京大学
-
日本代表キャップ
34 ※2019年ワールドカップ日本代表
※2023年8月28日時点 -
ツイッター / インスタグラム
副将に就任。リーダーシップと球さばきに長けたSH
福岡県久留米市の強豪「りんどうヤングラガーズ」で、小学3年から競技を始め、中学校時代はサッカーも同時にプレーした。高校は東福岡への進学も考えたが、熱心な勧誘もあり、熊本の荒尾高校へと進み、花園に出場した。帝京大学では2年時から頭角を現し、4年時は主将として大学選手権優勝に貢献した。
サントリーに入部後、2016、17年度、主将として2年連続2冠に導いたようにキャプテンシーに優れている。2018年はスーパーラグビー未経験ながら、サンウルブズでも共同キャプテンに指名され、リーダーシップを発揮しつつ、13試合に出場して経験を積んだ。
2017年春には代表キャップ0ながら、ジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)に、アジアを戦う若い日本代表のキャプテンにも指名。その後、日本代表やサンウルブズでも活躍し、トップリーグでも2016、17年度と2年連続ベスト15に選出された。2019年ワールドカップでもリーダーの1人として、全5試合に9番をつけて先発出場し、史上初のベスト8進出に寄与した。
2021年春は日本代表活動に参加しなかったが、秋には復帰して再び9番をつけてプレーした。2022年夏は、体調不良で代表活動に参加できなかったが、秋は日本代表に復帰した。リーダーシップ、コミュニケーション力、素早いパス捌き、キックに定評があり、チームでキックやゲームメイクの精度を上げて、年々存在感を増してきた。
2022-23シーズンのリーグワンでは主に後半からインパクトプレイヤーとして出場し、今夏の代表戦でも主に控えからチームに勢いを与えた。2度目のワールドカップでは、副将も任された。経験豊富なベテランSHとして、チームを牽引する。
◆3人兄弟の末っ子として生まれ、兄2人は野球をしており、次兄の大輔は高校時代から注目されていた野球選手で、四国アイランドリーグの高知、愛媛でプレーした。静岡ブルーレヴズのSO(スタンドオフ)清原祥は高校時代にハーフ団を組んでいた盟友である。好きな食べ物はラーメン、寿司(特にサーモン)。好きな歌手はケツメイシ。趣味もラグビーを見ることだ。ゴルフもサンゴリアスのチームメイトとたしなむ。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU