ディラン・ライリー
日本代表選手紹介

ディラン・ライリー
Dylan RILEY
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生年月日
1997年5月2日
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出身
オーストラリア
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所属
埼玉パナソニックワイルドナイツ
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ポジション
CTB(センター)
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身長/体重
187m/102kg
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主な経歴
サウスポート高校→ボンド大学→ブリスベンシティ
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日本代表キャップ
28 ※2023年ワールドカップ日本代表
※2025年6月1日時点 -
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代表の中軸。スピードと突破力のあるCTB
南アフリカのダーバンで生まれ、家族でオーストラリアに移住し、11歳からラグビーを始めたという。U20オーストラリア代表に選出され、オセアニア・ラグビーU20チャンピオンシップなどに出場した。
高校卒業後はボンド大学に進学し、ブリスベンシティでプレーしたが、スーパーラグビーのレッズなどに誘われることはなかった。
その後、2018年にワイルドナイツに入団した。2019-20シーズンこそケガもあり、あまり出られなかったが、徐々にロビー・ディーンズ監督の信頼を得て、2020年からは先発として活躍するようになり、2021年は優勝に大きく貢献した。
日本でのプレーも3年目となった2021年シーズンは、トップリーグ11試合全てに先発出場し、決勝戦での1トライを含む、7トライを挙げ、自身初のベスト15にも選ばれた。
日本代表を目指し、オーストラリアに帰国せず、6月の日本代表ツアーでは練習に参加してチームに帯同。10月、オーストラリア代表戦で途中出場し、初キャップを獲得。秋の欧州遠征では主にWTB(ウイング)として、3試合すべてに出場した。
リーグワン初年度は15試合に先発し、1試合を除きフル出場。プレーオフ決勝でもトライを挙げるなど、チームの優勝に大きく貢献。11トライでトライ王とベスト15にも選出された。
日本代表でも不動の13番として定着し、2022年夏は3試合に先発し、特にフランス代表との第1戦では相手に脅威を与え、秋もテストマッチ3試合に出場、スピードにも長けており、CTBだけでなくWTBとしてもプレーした。
2022-23シーズンは15試合に出場。夏も日本代表として全試合で13番をつけて先発した。突破力とスピードに長けたアウトサイドCTBとして、自身初となるワールドカップでは、先発3試合を含む4試合すべてに出場した。
2023-24シーズンのリーグワンでも16試合の先発を含む17試合に出場。2024-25シーズンは途中のケガもあったが13試合に出場し、トップリーグ時代から5季連続のベスト15にも輝いた。
エディー・ジョーンズ体制となった日本代表でも中盤の突破役として多くのトライに絡んでおり、攻撃の要の1人だ。
◆5人兄弟の末っ子。他の兄弟は誰もラグビーをしていなかったという。趣味はゴルフ。子供の頃はクリケットもプレーし、高校まではラグビーと並行してプレー。水泳や陸上も得意だった。
試合前はストレッチや、音楽を聴くことをルーティンとしている。サンウルブズやキヤノンでプレーしたHO(フッカー)エフィトゥシ・マアフとは、ボンド大学で一緒にプレーしていた。日本語はかなり堪能。ワールドカップには両親と祖母が応援に来た。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU
QUESTION
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Q.今ハマっている趣味や特技は?
ゴルフ
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Q.おふくろの味は?
家の味
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Q.試合前によく聞く曲は?また、その曲のどんな所がおすすめですか?
なんでも聴く
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Q.あなたにとって、日本代表とは?
ラグビー以上の存在。応援してくれる人々へ恩返しする場。自分にも国を代表してプレーする機会を与えてくれた。
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Q.自分のプレーの1番の強み、見てほしい所は?
オープンスペースでのスピード
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Q.2年後の27年W杯への誓い
自分にできることは全てを捧げる
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Q.もしラグビーをしていなかったら、どんなスポーツしていた?
ゴルフ
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Q.リフレッシュ方法は?
大抵の場合、プール、あるいは近ければビーチで泳ぐ
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Q.練習や試合後に食べたくなるもの
日によるけれど、美味しいハンバーガーはいつも食べたくなる。
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Q.毎日のように自宅でしているトレーニング
いつもチームでトレーニングをするので、家ではトレーニングをしない。
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Q.ラグビー以外に経験したスポーツ
子供の頃はクリケットをプレーした
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Q.洋服のサイズ
日本のサイズだと、だいたい3-4xl
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Q.洋服は既製品?オーダー?どちらですか?
既製品
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Q.よく連絡を取りあう選手は?
多くの友人と連絡を取り合うのが好き
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Q.日本語は話せますか?
少しだけ
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Q.日本代表戦に向けてファンへ一言
これまでの応援、ありがとうございます。応援してくれる皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。