藤原　忍

日本代表選手紹介

藤原　忍

Shinobu FUJIWARA

生年月日

1999年2月8日
出身

大阪府
所属

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
ポジション

SH（スクラムハーフ）
身長/体重

171cm／76kg
主な経歴

日本航空石川高校→天理大学
日本代表キャップ

0
※2024年6月1日時点
X（旧Twitter）／インスタグラム

@9shinobu28／@fujiwara_9

スピアーズで成長した、球捌きとスピードのある若きSH

大阪出身で小学校では野球やバレーボールをしていた。大阪・茨田北中でコーチに誘われてラグビーを始め、寮生活をしたいと思い、高校は石川県の日本航空石川へ進学。存在感を示し、花園にも出場した。

天理大学ではSO（スタンドオフ）松永拓朗（東芝ブレイブルーパス東京）と1年からハーフ団を組んで、4年時は天理大学初優勝の立役者の1人となった。また、大学時代は3年連続でジュニアジャパンにも選出。U20日本代表としても活躍した。

2021年、スピアーズに入団してすぐの4月、サントリーサンゴリアス戦で途中出場し、トップリーグデビューを果たした。リーグワン初年度は、途中出場がほとんどだったが、15試合に出場。3トライも挙げるなど成長の跡を見せた。

2022-23シーズンは先発10試合を含む全18試合に出場し、チームの初優勝に貢献した。2023-24シーズンはチームメイトのケガもあり、16試合全てに先発し、チームの主軸として活躍したことで、日本代表に招集された。

テンポのいい球捌きで、相手の隙を突いたランも得意。エディ・ジョーンズHC（ヘッドコーチ）の期待通りの「スパーク・アタック」で、まずはキャップを獲得し、桜のジャージでも9番を背負いたい。

◆日本代表のWTB（ウィング）シオサイア・フィフィタ（トヨタヴェルブリッツ）とは、高校、大学と7年間寮でともに過ごした同期。高校の同級生と結婚しており、2児の父である。座右の銘は「朝寝とお酒は貧乏の近道」。試合前はYouTubeでお笑いを見て、オフはJ SPORTSでラグビーを見ているという。特技は工作

TEXT by 斉藤健仁
© JRFU