ワーナー・ディアンズ
日本代表選手紹介
ワーナー・ディアンズ
Warner DEARNS
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生年月日
2002年4月11日
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出身
ニュージーランド
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所属
東芝ブレイブルーパス東京
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ポジション
LO(ロック)
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身長/体重
202cm/117kg
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主な経歴
流通経済大学付属柏高校
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日本代表キャップ
7
※2023年8月28日時点 -
ツイッター/インスタグラム
2021年秋に代表デビュー。今後の日本代表の中核をなす身長2mの若きLO
ニュージーランドで4歳のときラグビーを始めたが、長身のため、どちらかというとバスケットボールを熱心にプレーしていたという。NECグリーンロケッツのS&Cコーチだった父親と一緒に中学校2年時に来日し、あびこラグビースクール時代は千葉県選抜にも選出された。
そのまま、千葉の強豪校・流通経済大学付属柏校に進学し、2年時は大会史上最高身長選手として花園に出場した。3年時はスピードと運動量が買われてバックローとしてもプレーし、チームの2年連続花園ベスト8入りに貢献し、大会優秀選手に選ばれた。
高校時代はニュージーランドに戻り「オールブラックス」こと、ニュージーランド代表になることも夢見ていたが、高校卒業後は大学には進学せず、同じニュージーランド出身で憧れのリーチ マイケルのいる東芝に入団し、日本代表を目指すことを決めた。
2021年秋、19歳でNDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)に呼ばれ、日本代表合宿に参加。欧州遠征の出発直前にケガ人が出たため、日本代表に名を連ねて、ポルトガル代表戦で途中出場して初キャップを獲得した。
ルーキーイヤーとなったリーグワン初年度は、シーズン序盤に出場停止処分となったが、それでも15試合に先発出場、ラインアウトの要としてチームのセットプレーに大きく貢献した。
ポテンシャルはチーム、日本代表コーチ陣ともに認めるところだ。2022年夏の日本代表では先発2試合を含む3試合に出場し、秋もテストマッチ3試合に先発。オールブラックス相手にトライを取るなど、さらに大きく成長。リーグワンでも、2022-23シーズンは15試合に先発し、初の「ベスト15」にも選出された。
この夏はケガが重なり、試合に出場することはできなかったが、ワールドカップスコッドに滑り込んだ。尊敬する、神戸製鋼でもプレーしたオールブラックスのLOブロディ・レタリックのような世界レベルのLOとなるべく、ワールドカップでも大暴れしたい。
◆身長185cmの母ターニャさんは、ネットボールのニュージーランド代表選手で、代表チームでコーチも務めていたため、今でもメディアに「息子にはオールブラックスになってほしい」と話している。日本語はめきめき上達し、来日してから書道も始めて、「書の甲子園」と呼ばれる国際高校生選抜書展で秀作賞を受賞した(現在は書道はやっていないそう)。去年4月、お酒が飲める20歳となった。好きなビールはサッポロビールの「黒ラベル」だ。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU
QUESTION
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Q.リフレッシュ方法は?
昼寝をして冷たいシャワーを浴びる
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Q.座右の銘
ここぞと言う時に、男になる
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Q.練習や試合後に食べたくなるもの
試合後はハンバーガーとピザ
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Q.ラグビー以外に経験したスポーツ
ニュージーランドではバスケットボールをしていた
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Q.洋服のサイズ
日本では自分の体は大き過ぎ
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Q.日本語は話せますか?
かなり流暢
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Q.日本代表戦に向けてファンへ一言
応援よろしくお願いします