レメキ ロマノ ラヴァ
日本代表候補選手紹介
レメキ ロマノ ラヴァ
Lomano Lava LEMEKI
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生年月日
1989年1月20日
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出身
ニュージーランド
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所属
NECグリーンロケッツ東葛
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ポジション
WTB(ウイング)
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身長/体重
178cm/96kg
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主な経歴
ランコーン高校→キヤノン、マツダ、Honda、宗像サニックス
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日本代表キャップ
16 ※2019年ワールドカップ日本代表
※2023年8月28日時点 -
ツイッター / インスタグラム
世界の舞台で活躍してきたフィニッシャー。2度目のワールドカップへ
両親はトンガ出身。自身はニュージーランドで生まれ、その後、家族とともにオーストラリアのブリスベンに移住し、タイルを運ぶ仕事をしながらレッズのアカデミーで研鑽を積んだ。20歳の時にキヤノンから声がかかり、プロ選手になれることで来日を決め、その後はマツダ、Honda、宗像サニックスと日本でプレーを続けてきた。
日本でプレーし始めてからは、15人制よりも7人制ラグビー日本代表のエースとしても活躍。2016年、リオ五輪4位の原動力となり、大会の優秀選手賞「ドリームセブン」にも選出されるが、2015年ワールドカップでの日本代表の活躍を見て、15人制に専念することを決める。
2016年秋、ジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)が就任してからすぐ、日本代表に選ばれ、アルゼンチン代表戦で初キャップを獲得した。だが、ジョージア戦で左膝を負傷し、リハビリ生活を余儀なくされた。それでも、2017年10月に日本代表へ復帰し、2018年からはサンウルブズでもプレーした。
2018-19シーズンのトップリーグでは、8トライを挙げてトライ王にも輝き、その勢いのまま、2019年ワールドカップのスコッドに選ばれ、トライを挙げることはできなかったが、サモア代表戦ではPOM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に輝く活躍を見せた。
2021シーズンは宗像サニックスでプレー、第2節の三菱重工相模原戦でトライを挙げたが、その試合でケガをしてしまい、2試合の出場にとどまった。2021年も日本代表に選ばれたが、出場はオーストラリア代表戦の1試合だった。
リーグワンが始まった2022シーズンからNECグリーンロケッツ東葛に加入し、国際経験豊富なため、2022-23シーズンは主将に就任。チームは残念ながらディビジョン2に降格してしまったが、2022-23シーズンは入替戦も含め18試合全てにフル出場。2年ぶりに日本代表候補ではあるが、代表活動への招集となった。
今夏は試合に出ることはなかったが、前回大会の経験やユーティリティを評価され、代表候補からワールドカップスコッド入りを果たした。34歳になったが、リーグワンでは以前と変わらぬ爆発的なスピードとバネでトライを挙げてきた。再び、桜のジャージでワールドカップの舞台に立ち、今度こそトライを挙げたい。
◆ベンチプレスはFW(フォワード)並の強さを誇る。「日本が世界で1番好きな国」で日本人の奥さんと結婚。2014年8月には日本国籍を取得した。3人の男の子のパパで、2019年に待望の長女も誕生した。好きな漫画はドラゴンボールで、生まれ変わるなら「スーパーサイヤ人になりたい」。趣味はDIY、好きな食べ物は寿司と焼肉。イラストがうまい。愛称は「マノ」。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU
QUESTION
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Q.リフレッシュ方法は?
リラックス
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Q.座右の銘
楽しんで人生を謳歌する
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Q.練習や試合後に食べたくなるもの
寿司
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Q.毎日のように自宅でしているトレーニング
ワットバイク
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Q.ラグビー以外に経験したスポーツ
クリケット、ラグビーリーグ
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Q.洋服のサイズ
3L
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Q.洋服は既製品?オーダー?どちらですか?
何でも
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Q.よく連絡を取りあう選手は?
2019年ワールドカップの仲間たち
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Q.日本語は話せますか?
かなり話せる
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Q.モテキはいつでしたか?
妻に出会ったとき(笑)
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Q.日本代表戦に向けてファンへ一言
2023年のワールドカップへ向けて築き上げている僕らを応援し続けてください