ピーター・ラブスカフニ
日本代表候補選手紹介
ピーター・ラブスカフニ
Pieter LABUSCHAGNE
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生年月日
1989年1月11日
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出身
南アフリカ
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所属
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
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ポジション
FL(フランカー)
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身長/体重
189cm/106kg
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主な経歴
グレイカレッジ→フリーステート大学→チーターズ、ブルズ
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日本代表キャップ
16 ※2019年ワールドカップ日本代表
※2023年8月28日時点
日本代表キャプテンも経験、リーダーシップと運動量に長けたFL
南アフリカの首都プレトリア生まれで、7歳からラグビーを始めた。大学などアマチュアで実績を積んだ後、2012~14年まではチーターズ、2015~16年はブルズといった南アフリカのスーパーラグビーでプレー。ブルズではキャプテンも務めるなど、スーパーラグビーで50試合以上の出場試合を誇る。2013年の秋には念願だった南アフリカ代表に選出されて遠征に参加したが、テストマッチに出場することは叶わなかった。
2015年、ブルー・ブルズの一員としてキヤノンと対戦するために来日し、日本との縁ができる。2016年からクボタでプレーし、それが評価されると同時に、2019年ワールドカップに日本代表として出場することが間に合うということもあり、2018年からサンウルブズの一員となった。自衛隊合宿でジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)にリーダーシップが高く評価され、献身的にチームに貢献し、その年のサンウルブズ内の「ベストFW(フォワード)」にも選出された。
2019年は特別編成チーム「ウルフパック」でゲームキャプテンを務めるなど、日本代表のリーダーの1人となり、6月に日本代表資格を得て、7月のフィジー代表戦で初キャップながらゲームキャプテンを務めた。2019年ワールドカップでは日本代表の中軸として活躍、大会中もリーチに代わってゲームキャプテンを務めるなど、献身的なプレーでベスト8進出に貢献。
2021年は日本代表だけでなくトップリーグでもクボタの主軸、そしてリーダーとしてチームを牽引し、チーム初のベスト4に寄与した。自身もトップリーグ「ベスト15」に輝き、秋の遠征では日本代表キャプテンも任された。
2022年夏はケガで日本代表での出場はなかったが、秋は欧州遠征でテストマッチ2試合に出場。2022-23シーズンのリーグワンはケガもあり、後半はプレーできなかった。今夏の日本代表でも候補からのスタートとなり、国内最終テストマッチのフィジー代表戦で復帰したもののレッドカードで退場し、一時はワールドカップ出場が危ぶまれた。
しかし、リーダーシップは変わらず、献身的なプレーぶりはまだまだ健在で2度目となるワールドカップスコッドに選ばれた。機動力に長けており、タックル、ジャッカルも得意で、接点で身体を張り続ける。
◆ラグビー以外にクリケットや陸上もやっていたという。好きな食べ物はステーキとポテトフライ。好きな日本食は蕎麦。コーヒーを飲むことがリラックスの方法。ラブスカフニという名の発音が難しいため「ラピース」という愛称を好む。モットーは旧約聖書の詩篇23篇。サインにも「PS23」と入れている。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU
QUESTION
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Q.リフレッシュ方法は?
アウトドアで時間を過ごす
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Q.座右の銘
詩篇23篇
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Q.練習や試合後に食べたくなるもの
試合後は、何人かの仲間が某有名ハンバーガーショップで食べ物を買ってきてくれます
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Q.ラグビー以外に経験したスポーツ
クリケット、テニス、陸上競技
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Q.日本語は話せますか?
日常会話レベル
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Q.日本代表戦に向けてファンへ一言
応援を感謝しています。信じられないほど素晴らしいです。僕らは応援してくれる人々を誇らしい気持ちにさせたいです。