木田 晴斗
日本代表選手紹介
木田 晴斗
Haruto KIDA
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生年月日
1999年4月9日
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出身
兵庫県
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所属
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
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ポジション
WTB(ウイング)
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身長/体重
176cm/90kg
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主な経歴
関西大倉高校→立命館大学
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日本代表キャップ
0
※2023年6月1日時点 -
ツイッター / インスタグラム
空手で鍛えた体幹とスピードが武器の若きフィニッシャー
幼稚園の頃から空手をやっていて、小学校4年の時には極真空手の世界ジュニア選手権で優勝するなど、日本のトップ選手だった。友だちに誘われて、小学校5年から兵庫・宝塚ラグビースクールで競技を始めた。中学受験して大阪・関西大倉中学に入学するが、ラグビー部がなく自ら部を創設した。中学校2年からは空手をやめ、ラグビーに専念。3年ではキャプテンを務めた。
悩んだ末に、そのまま関西大倉高校に内部進学し、卒業後は立命館大学に進学した。1年から活躍し、ジュニア・ジャパンとU20日本代表に選ばれて、トライを挙げるなど活躍した。チーム事情によりWTB(ウイング)だけでなく、CTB(センター)としてもプレーし、4年時はキャプテンも務めた。
2022年春、クボタスピアーズ船橋・東京ベイに入団すると、すぐに試合へ出場。デビュー戦でトライするなど、5試合に出場した。そして、2022-23シーズンは16試合に11番をつけて出場し、リーグ戦で16トライを挙げてトライランク2位、プレーオフの決勝でもトライを挙げて、スピアーズのリーグワン初優勝に貢献。惜しくも新人賞は逃したが、ベスト15とベストラインブレイカーを受賞し、その勢いのまま日本代表にも招集された。
50m6秒2のスピードだけでなく、フィジカルが武器のフィニッシャー。空中戦も強く、左足のキッカーであることも評価されている。まずは国内のテストマッチでチャンスをつかみ、一気に世界の舞台で輝くことができるか。
◆大学では情報理工学部で学んでいた。あこがれの選手はニュージーランド代表WTBセブ・リース。好きな食べ物はパスタ、グレープフルーツジュース。嫌いな食べ物はパクチー。好きな映画は「ワイルドスピード」。小学校時代、空手で世界王者となった時、1学年上の王者は那須川天心だったという。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU