ベン・ガンター
日本代表候補選手紹介
ベン・ガンター
Ben GUNTER
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生年月日
1997年10月24日
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出身
タイ
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所属
埼玉パナソニックワイルドナイツ
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ポジション
FL(フランカー)
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身長/体重
195cm/120kg
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主な経歴
ブリスベンボーイズカレッジ
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日本代表キャップ
8
※2023年8月28日時点 -
インスタグラム
2023年の日本代表の中軸を目指すパワフルな若きバックロー
タイで生まれ、1歳で移住したオーストラリアで、5歳からリーグラグビー(13人制ラグビー)でプレーしていたが、14歳から15人制ラグビーに転向した。ブリスベンボーイズカレッジ時代の2015年、サニックスワールドユースで準優勝も経験。試合のために日本に来たことでパナソニックとの縁も生まれ、テスト生を経て、高校卒業後の18歳で来日した。
その後はすぐに頭角を現し、2016年10月30日に19歳と6日で豊田自動織機戦に途中出場し、トップリーグ最年少出場記録を更新した。1年目は7試合の出場に留まったが、2年目は主にブラインドFLとして13試合中、12試合に出場。
2019年にはサンウルブズの一員としてもプレー。3年居住の条件はクリアできなかったが、2019年ラグビーワールドカップの第3次トレーニングスコッドにも選出された。タックルも強くジャッカルも得意で、ボールキャリアとしても力強い。
2019-20シーズンは6試合中、4試合で先発出場するなど主力として成長した。2021年のトップリーグでも9試合に出場し、自身初の「ベスト15」に輝く活躍を見せ、チームの優勝に大きく貢献した。念願の日本代表スコッドにも入り、10月のオーストラリア代表戦で初キャップを獲得した。
初年度のリーグワンでは、層の厚いチームの中で9試合に出場し、連覇に貢献。2022年夏の日本代表では3試合に先発出場し、ジャッカルで存在感を見せた。秋は日本代表合宿中に負った左腕のケガのため代表を離脱した。2022-23シーズンのリーグワンで、今度は右腕のケガの影響もあり、7試合の出場にとどまった。
リハビリをしながら日本代表の合宿に参加し、トンガ代表戦で久しぶりにテストマッチへ出場し、ワールドカップスコッドに入った。フィジカルが強く、ジャッカルも得意なバックローだ。初のワールドカップで、日本代表の主力となりうる選手だ。
◆母の出身地であるタイで生まれた。そのためアジア枠でトップリーグに出場が可能だった。1歳でオーストラリアに移住し、養父母の下で育てられた。姉が3人いて、甥や姪を可愛がっている。オーストラリアのスーパーラグビーチームから声がかからず、パナソニックに入団できなければ軍隊に入っていたとか。好きな食べ物はミートパイ。趣味はフィッシング。愛称は「ガンちゃん」。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU
QUESTION
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Q.リフレッシュ方法は?
テレビゲームで気持ちをリフレッシュします
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Q.練習や試合後に食べたくなるもの
シリアルとヨーグルト
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Q.ラグビー以外に経験したスポーツ
プロの釣り人になるべきだった
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Q.洋服のサイズ
5XL
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Q.洋服は既製品?オーダー?どちらですか?
オーダー
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Q.よく連絡を取りあう選手は?
かつてのパナソニックの選手たち、ヴィリー・ブリッツ選手と連絡を取り合っています
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Q.日本語は話せますか?
少ししか話せない
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Q.モテキはいつでしたか?
髪型を変えたとき
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Q.日本代表戦に向けてファンへ一言
コロナ禍を通じた応援に感謝していますし、僕らは皆さんが誇らしく思えるようベストを尽くします。 皆様の応援抜きでは、僕らはここまで来られませんでした。