ティエナン・コストリー
日本代表選手紹介
ティエナン・コストリー
Tiennan COSTLEY
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生年月日
2000年6月14日
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出身
ニュージーランド
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所属
コベルコ神戸スティーラーズ
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ポジション
FL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)
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身長/体重
192cm/102kg
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主な経歴
ウエストレイクボーイズハイスクール→IPU環太平洋大学
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日本代表キャップ
0
※2024年6月1日時点 -
インスタグラム
憧れはリーチ。神戸で成長した若きバックロー
ニュージーランド人の父とオーストラリア人の母を持ち、オーストラリアのシドニーで生まれた。4歳の時に、父の仕事の関係で、ニュージーランドに引っ越し、兄2人がラグビーをやっていた影響で、5歳から競技を始めた。
小さい頃はオールブラックスになることを夢見ていたが、高校卒業後、第1希望だったカンタベリーアカデミーに入ることができず、他のアカデミーに入ろうとしていたときに岡山・IPU環太平洋大学に誘われて、進学を決めた。来日時は体重が90kgほどしかなかったという。
日本ではラグビーの練習以外に通訳はおらず、コロナ禍や父親の死去など苦労も耐えなかったが、日本語も熱心に勉強し、大学4年時はバイスキャプテンを務め、全国大学選手権・代表決定戦では、朝日大学に30-28で勝利。自身もハットトリックを達成し、大学選手権初出場に大きく貢献した。しかし、創部初の大学選手権では、初戦で福岡工業大学に25-31で敗れた。
2023年1月、アーリーエントリー制度で神戸に入ると、チームメイトのケガや体調不良もあって、3月の東芝ブレイブルーパス東京戦で先発し、その後も4試合に出場。スピードとボールキャリーが武器で、ラインアウトでも強みを見せた。
さらに2023-24シーズンはオールブラックスのFLアーディー・サヴェアとともにプレーし、全16試合に出場。うち12試合でNO8(ナンバーエイト)として先発し、4トライを挙げた。新人賞の受賞はならなかったが、2位のポイントを得るなど大きく存在感を示した。
2月の福岡、5月の菅平でのトレーニングスコッド合宿に参加し、6月には目標としていた日本代表に初選出された。憧れ、ロールモデルだというリーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)とともに研鑽を積み、スピード、高さのあるバックローとして日本代表としての初キャップを得たい。選手としての目標はリーチ同様、日本代表のキャプテンになってワールドカップに出場することだ。
◆大学の1学年下にはPR(プロップ)ショーン・ヴェーテー(静岡ブルーレヴズ)がいるが、高校(ウエストレイク・ボーイズハイスクール)では同級生で、もちろん仲が良い。次兄はオランダでラグビーを続けているという。愛称は「タマ」、マオリ語で「男の子」という意味だ。顔が日本代表でチームメイトとなったLO(ロック)ワーナー・ディアンズ(ブレイブルーパス)に似ていると言われている。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU
QUESTION
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Q.今ハマっている趣味や特技は?
ゴルフ、料理、水泳
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Q.おふくろの味は?
美味
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Q.試合前によく聞く曲は?また、その曲のどんな所がおすすめですか?
Ghostface600のFast life
テンポが良い -
Q.代表の中で、あなたが推したい注目の選手は?その理由も教えて下さい。
李 承信
若くてハンサム -
Q.あなたにとって、日本代表とは?
最高のレベルでラグビーをプレーできる素晴らしい機会
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Q.自分のプレーの1番の強み、見てほしい所は?
スピードとワークレート
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Q.3年後の27年W杯への誓い
超速ラグビーをプレーするには、速くてパワフルにならなければならない。そうなれば、トップ4のチームになれる。
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Q.もしラグビーをしていなかったら、どんなスポーツしていた?
ゴルフかバレーボール
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Q.ラグビー以外で仲の良いスポーツ選手は誰ですか?
プロの複合格闘家のロリー・オキーフ