下川 甲嗣
日本代表選手紹介
下川 甲嗣
Kanji SHIMOKAWA
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生年月日
1999年1月17日
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出身
福岡県
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所属
東京サントリーサンゴリアス
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ポジション
FL(フランカー)
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身長/体重
188cm/105kg
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主な経歴
修猷館高校→早稲田大学
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日本代表キャップ
2
※2023年8月28日時点 -
インスタグラム
ワークレイトが高く、接点でも力強さを見せる期待のバックロー
父や7つ上で慶應義塾大学出身の兄(下川桂嗣さん)がラグビーをやっていたこともあり、4歳から強制的に福岡市の草ヶ江ヤングラガーズでラグビーを始めさせられたという。
もともとは左足のキックが得意なSO(スタンドオフ)で、中3時の九州大会優勝に貢献した。また、ラグビーと同時に中学校では陸上部にも所属し、短距離が専門だった。高校は兄と同じ修猷館高校に進学したが、全国高校大会に出場することはかなわなかった。
早稲田大学に進学し、1年時からバックローとして試合に出場。ジュニア・ジャパン、U20日本代表で国際大会も経験した。2年時からLO(ロック)に転向し、大学3年時は大学選手権優勝に貢献。大学4年時は副将となったが、決勝で涙を飲んだ。
2021年、東京サントリーサンゴリアスに入り、社会人から再びバックローに戻った。接点、タックルの強さ、ラインアウトでキャッチもできる点が評価されて、トップリーグでは入社間もなく、チームの同期としては一番早い2021年4月11日のNTTコミュニケーションズ戦に途中出場を果たし、トライも挙げた。昨年5月には日本代表候補に名を連ねたが、ケガの影響もあり合宿への招集はなかった。同年秋に招集されると、同じポジションのFLリーチ マイケル(ブレイブル-パス東京)の指導も受けて、ニュージーランド代表戦で初キャップを獲得した。
2022-23シーズンのリーグワンでは6番でコンスタントに出場していたが、3月に負傷し、5月のプレーオフで復帰した。6月からの代表活動は、日本代表候補としての選出だったがアピールを続けて、フィジー代表戦に控えから出場。LO(ロック)もプレー可能なFLとして、最終的にワールドカップスコッドへ滑り込んだ。
◆尊敬する選手はチームメイトでNO8(ナンバーエイト)ショーン・マクマーン。福岡出身のため、福岡ソフトバンクホークスが好きで、小さい頃の憧れはプロ野球選手だった。慶應義塾大学に2浪で入部し、昨季同大学の副キャプテンを務めたCTB(センター)鬼木崇はスクールの同期だ。好きな食べ物はうどん、肉じゃが。コロナ禍はウクレレにはまり、社会人になってからゴルフを始めた。愛称は「カンジ」。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU