下川 甲嗣
日本代表選手紹介
下川 甲嗣
Kanji SHIMOKAWA
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生年月日
1999年1月17日
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出身
福岡県
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所属
東京サントリーサンゴリアス
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ポジション
FL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)
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身長/体重
188cm/105kg
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主な経歴
修猷館高校→早稲田大学
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日本代表キャップ
5 ※2023年ワールドカップ日本代表
※2024年6月1日時点 -
インスタグラム
2023年ワールドカップにも出場した、機動力、接点の強さが光るFL
父や、7つ上で慶應義塾大学出身の兄(桂嗣)がラグビーをやっていたこともあり、4歳から強制的に福岡市の草ヶ江ヤングラガーズでラグビーを始めさせられた。
もともとは左足のキックが得意なSO(スタンドオフ)で、中3時は九州大会優勝に貢献した。また、ラグビーと同時に中学校では陸上部にも所属し、短距離が専門だったという。高校は兄と同じ修猷館高校に進学したが、全国高校ラグビー大会に出場することは叶わなかった。
その後、早稲田大学に進学し、1年時からバックローとして試合に出場。ジュニア・ジャパン、U20日本代表にも選出される。2年時からLO(ロック)に転向し、大学3年時は大学選手権優勝に貢献。大学4年時は副将となったが、惜しくも準優勝に終わった。2021年度、東京サントリーサンゴリアスに入部、社会人から再びバックローに戻った。
接点、タックルの強さ、ラインアウトでキャッチもできる点が評価されて、トップリーグでは入社間もなく、チームの同期としては一番早い2021年4月11日のNTTコミュニケーションズ戦に途中出場を果たし、デビュー戦でトライも挙げた。
2022年5月には日本代表候補に名を連ねたが、ケガの影響もあり合宿への招集はなかった。同年秋に招集されると、同じポジションのFLリーチ マイケル(ブレイブル-パス東京)の指導も受けて、ニュージーランド代表戦で初キャップを獲得した。
2023年6月からの代表活動は、日本代表候補としての選出だったがアピールを続けて、フィジー代表戦に控えから出場。LOもプレー可能なFLとして、最終的にワールドカップスコッドへ滑り込み、3試合に出場した。2023-24シーズンのリーグワンは主に6番をつけて、1試合を除いた17試合に先発出場し、東京サントリーサンゴリアスでも中軸として活躍した。
機動力はそのままに、体重も少しずつ増やして接点の力強さも増している。LOでもプレー可能なFLとして再び、ワールドカップの舞台を目指す。
◆尊敬する選手はサンゴリアスのチームメイトで元オーストラリア代表NO8ショーン・マクマーン。福岡出身のため、福岡ソフトバンクホークスが好きで、小さい頃の憧れはプロ野球選手だった。
慶應義塾大学に2浪で入部し、2022-23シーズン同大学の副キャプテンを務めたCTB(センター)鬼木崇はスクールの同期だ。好きな食べ物はうどん、肉じゃが。コロナ禍はウクレレにはまり、社会人になってからゴルフを始めた。愛称は「カンジ」。会いたい芸能人は同じ修猷館高校出身の女優・井桁弘恵さん。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU
QUESTION
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Q.おふくろの味は?
肉じゃが
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Q.試合前によく聞く曲は?また、その曲のどんな所がおすすめですか?
Every little thing every precious thing /
LINDBERG -
Q.代表の中で、あなたが推したい注目の選手は?その理由も教えて下さい。
同期の根塚こうが
鍛え抜かれた足腰の強さが魅力 -
Q.あなたにとって、日本代表とは?
これまで生きてきた中で色々なことを自分に教えてくれた人、応援してくれる人に感謝の気持ちを持って戦いたい
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Q.自分のプレーの1番の強み、見てほしい所は?
ワークレート
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Q.3年後の27年W杯への誓い
まずは目の前のこと、自分自身をリードして努力すること
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Q.もしラグビーをしていなかったら、どんなスポーツしていた?
野球