セミシ・マシレワ
日本代表選手紹介
セミシ・マシレワ
Semisi MASIREWA
-
生年月日
1992年6月9日
-
出身
フィジー
-
所属
花園近鉄ライナーズ
-
ポジション
WTB(ウイング)
-
身長/体重
184cm/93kg
-
主な経歴
フィールディング高校→ワイカト、マナワツ、フォース
-
日本代表キャップ
5
※2023年8月28日時点
「スネークポーズ」でお馴染み。決定力の高いフィジー出身のBK3
フィジー出身だが奨学金を得たことで、2010年からニュージーランドに渡って、フィールディング高校に入学した。卒業後もそのまま、ワイカトやマナワツでプレーし、2016年から2年間はオーストラリアのフォースに所属し、スーパーラグビーでプレーして経験を積んだ。
その後、フォースがスーパーラグビーから除外された影響や、家族のことを考えて来日を決める。2017年からは近鉄(現・花園近鉄ライナーズ)でプレーし、2018年からはサンウルブズにも加わった。2017-18シーズンのトップリーグでは、ゲインメーターで全選手中トップとなる1240mを記録した。さらに2019年のサンウルブズでは14試合に出場し、存在感を見せた。
3年居住の条件をクリア。2021年、ついに念願の日本代表入りを果たした。夏の欧州遠征のアイルランド代表戦でWTBとして先発し、初キャップを獲得した。秋もオーストラリア代表戦でFB(フルバック)として先発したが、ケガで離脱し、欧州遠征には参加しなかった。2022シーズンのリーグワンでも3試合の出場にとどまった。
花園近鉄ライナーズがディビジョン1に上がった2022-23シーズンは開幕から先発し、2月の第7節まで3トライを挙げたが、再びケガで離脱。それでも入替戦で復帰し、WTBとして2試合で2トライを挙げ残留に貢献。日本代表にも再び招集された。トンガ戦、フィジー戦と2試合で2トライを挙げアピールし、嬉しい初のワールドカップメンバー入りとなった。
スピードだけでなく柔らかいステップも武器としており、決定力も高くプレースキックも上手い。自身初のワールドカップに出場して、トライ後のポーズでファンを沸かせられるか。
◆趣味はラグビーと子どもと遊ぶこと。好きな食べ物はお寿司で、特にサーモンが好き。フォースで同僚だった元神戸製鋼のピーター・グラント、元オーストラリア代表カーティス・ロナ(三菱重工相模原ダイナボアーズ)と友人だ。トライ後のパフォーマンスである「スネークポーズ」もすっかりお馴染み。サンウルブズ時代はSH(スクラムハーフ)田中史朗(NECグリーンロケッツ東葛)に勧められた「えがちゃん(江頭2:50)ポーズ」を披露することも。教師をしていた妻とはオーストラリアのパースで知り合い、一目惚れだったという。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU
QUESTION
-
Q.リフレッシュ方法は?
家族との時間
-
Q.練習や試合後に食べたくなるもの
ピザ
-
Q.毎日のように自宅でしているトレーニング
様々なトレーニング!その日次第!主にウェートトレーニングのサーキットを少し
-
Q.ラグビー以外に経験したスポーツ
カジュアルな(真剣ではない)バレーボール、陸上競技
-
Q.洋服のサイズ
XXL
-
Q.洋服は既製品?オーダー?どちらですか?
既製品
-
Q.よく連絡を取りあう選手は?
過去、そして現在のチームメイトの多くと連絡を取り合っています
-
Q.日本語は話せますか?
少ししか話せない
-
Q.日本代表戦に向けてファンへ一言
応援と愛をありがとう。とても感謝しているし、見応えあるラグビーをプレーし、良いパフォーマンスを発揮できるようベストを尽くします。