德永 祥尭
NDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)選手紹介
德永 祥尭
Yoshitaka TOKUNAGA
-
生年月日
1992年4月10日
-
出身
兵庫県
-
所属
東芝ブレイブルーパス東京
-
ポジション
FL(フランカー)
-
身長/体重
185cm/100kg
-
主な経歴
関西学院高校→関西学院大学
-
日本代表キャップ
15 ※2019年ワールドカップ日本代表
※2022年6月1日時点 -
ツイッター/インスタグラム
2023年ワールドカップでのプレーを目指す機動力、キャリーに秀でたFL
浜松生まれ。親の影響で7歳から兵庫・宝塚ラグビースクールでラグビーを始め、中学時代は兵庫県のスクール選抜に選ばれた。進学した関西学院高等部では花園ベスト4に進出、関西学院大学時代はジュニア・ジャパン、U20日本代表で活躍、チームとしては関西王者に輝くなど実績を残してきた。
2015-16シーズン、LO(ロック)小瀧尚弘(コベルコ神戸スティーラーズ)、FL(フランカー)山本浩輝らとともに東芝でルーキーながら試合に出場し、存在感を示した。だが、6試合の出場停止となり、新人賞は獲得できなかった。その悔しさをバネに、見事に7人制ラグビー日本代表に選出され、2016年リオデジャネイロ五輪に出場し、ベスト4に貢献した。
その後、15人制ラグビーでも活躍するようになり、2017年、韓国代表戦で初キャップを獲得。2017年からサンウルブズでもプレーし、ケガ人が続出したときは走力を買われてWTB(ウィング)でも出場した。だが、2019年ワールドカップでは、31人のメンバーに選ばれたものの、試合に出場することは叶わず、給水係などでチームの勝利に貢献した。
2019-2020シーズンからSH(スクラムハーフ)小川高廣とともに共同キャプテンに就任。ただ、2021年のトップリーグでは、アゴのケガの影響もあり、2試合の出場に留まった。それでも2021年の秋には日本代表にも復帰し、3試合に出場して存在感を示した。
今季のリーグワンでも12試合に先発し、15試合に出場。リーダーとして身体を張って、チームのプレーオフ進出を牽引した。高校、大学時代はボールキャリーが得意だったが、近年はタックル、ジャッカルでも力強いプレーで勝利に貢献、ラインアウトのジャンパーとしても活躍する。身体を張ったプレーでワールドカップ出場に向け、アピールしたい。
◆昨年のオフは地元が同じHO(フッカー)庭井祐輔(横浜キヤノンイーグルス)と、自転車で東京から兵庫へ帰省した。日本代表選手の中では、ジュニア・ジャパン時代にともにLOとしてプレーしたNO8姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)と仲がよく、「ひめとく」コンビと呼ばれるほど。試合前日にはコーヒーを飲むことがルーティンだ。座右の銘は「Time is money」。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU