小瀧 尚弘

日本代表選手紹介

小瀧尚弘

小瀧 尚弘

Naohiro KOTAKI

  • 生年月日

    1992年6月13日

  • 出身

    鹿児島県

  • 所属

    コベルコ神戸スティーラーズ

  • ポジション

    LO(ロック)

  • 身長/体重

    194cm/114kg

  • 主な経歴

    鹿児島実業高校→帝京大学→東芝

  • 日本代表キャップ

    11
    ※2022年8月31日時点

  • ツイッター / インスタグラム

    @KOTAKI_JOESTAR / @kotaki_joestar

大野均が目をかけ、ジェイミーHCが期待する日本人LO

中学時代はサッカーでGKを務めていたが、中学の先生に勧められたこともあり鹿児島実業高校でラグビーを始めて、花園には1年時から3度出場。帝京大学に進学後も、すぐにLOの定位置を確保し、すべての学年で大学選手権優勝を経験した。

卒業後、フィジカルに定評のある東芝に入ると、すぐに194cmの身長を活かして相手を抱えるタックルを武器に存在感を示し、2015-16シーズンは東芝の準優勝に貢献。トップリーグ新人賞に選出された。

2016年4月、韓国代表戦で日本代表初キャップを獲得。その後、7月にはサンウルブズに召集されて、終盤3試合に出場した。翌2017年も日本代表としてアジア勢と対戦したが、以降、ジャパンからは遠ざかり、2019年ワールドカップに出場することはできなかった。

咋秋の日本代表ヨーロッパ遠征では、LOのポジションにケガ人が続出し、追加招集され、ポルトガル代表戦に先発出場した。コロナのため試合はできなかったが、バーバリアンズのメンバーにも選出された。

今季、リーグワンでは6シーズン在籍した東芝を離れ、プロ選手としてコベルコ神戸スティーラーズに移籍し、8試合に出場した。ケガの影響もあり春の日本代表には呼ばれなかったが、今回、再びスコッド入りを果たした。

日本代表のジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)も大きな期待をかけている日本人LOだ。2023年ワールドカップに出場するためにも、しっかり練習からアピールしたい。

◆日本代表CTB(センター)中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)は高校、大学の1つ先輩で、一緒にワールドカップ出場を目指している。小瀧がラグビーを初めた2年目、U17日本代表に選ばれた後、一度、競技を辞めたいと思った時期があったという。そんな小瀧を励ましたのが東芝、日本代表のチームメイトだった14歳年上の大野均だった。チームでは2人でLOコンビを組む機会も多くあり、お酒を酌み交わす仲だった。漫画「ジョジョの大冒険」とポケモンが好き。

TEXT by 斉藤健仁
© JRFU

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