飯沼 蓮
日本代表選手紹介
飯沼 蓮
Ren IINUMA
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生年月日
2000年2月8日
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出身
山梨県
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所属
浦安D-Rocks
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ポジション
SH(スクラムハーフ)
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身長/体重
170cm/75kg
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主な経歴
日川高校→明治大学
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日本代表キャップ
0
※2024年6月1日時点 -
X(旧Twitter)/インスタグラム
1年目から浦安D-Rocksの主将、SH一家に生まれ育った攻撃的SH
山梨のラグビー一家に生まれ育った。3歳から山梨県ラグビースクールでラグビーを始めたが、小学校2年生から中学校まではハンドボールも同時にプレーしており、山梨県で優勝を経験したという。
だが、ラグビー経験者だった父に背中を押されて、日川高校からラグビーに専念した。高校2年からレギュラーとなり、チーム事情により主にSO(スタンドオフ)として「花園」こと、全国高校ラグビー大会に出場。U-17日本代表や高校日本代表にも選出された。
明治大学に入るとSH(スクラムハーフ)に専念し、1年時から紫紺のジャージを着て活躍し、大学選手権優勝も経験したが、決勝の舞台に立てなかった。4年時は主将としてチームをけん引したが、決勝で帝京大学に敗れた。卒業後はNTTコミニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安に加入し、2022年4月にルーキーとしていち早く先発でリーグワンデビューを果たした。その後、入替戦も含め6試合の先発を含む7試合に出場した。
2022-2023シーズン、チームは浦安D-Rocksと生まれ変わり、入部1年目ながらキャプテンに抜擢された。キャプテン2季目となった2023-24シーズンは、入替戦も含め全14試合中13試合で9番をつけて先発し、チームのディビジョン1昇格に貢献した。
元スコットランド代表SHグレイグ・レイドロー(現・浦安D-Rocksコーチ)に師事しており、判断やゲームメイクで年々、成長を遂げている。2024年の7月にバックアップメンバーから昇格し、初の日本代表合宿参加となった。競争の激しいSHだが、まずは試合に出てアピールしていきたい。
◆父の健さんは筑波大学、NECで活躍、母・順子さんは元女子日本代表のキャップホルダー、弟の暖は帝京大学2年で、全員SHというSH一家だ。サイクリングが好き。コーヒーも好きでカフェも経営してみたいという。やってみたいことはサーフィン。レイドローは日本で生まれた三男のミドルネームを飯沼にちなんで「レン」と名付けた。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU