ジョネ・ナイカブラ
日本代表選手紹介

ジョネ・ナイカブラ
Jone NAIKABULA
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生年月日
1994年4月12日
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出身
フィジー
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所属
東芝ブレイブルーパス東京
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ポジション
WTB(ウィング)
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身長/体重
177cm/95kg
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主な経歴
ケルストンボーイズ高校→摂南大学
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日本代表キャップ
4
※2023年8月28日時点
スピードと決定力を合わせ持ったフィジー出身のフィニッシャー
もともとフィジーのナドローガという人口200人ほどの村の出身で、幼少期は祖母に育てられたという。7歳でラグビーを始めて、元オールブラックス主将のタナ・ウマンガに憧れて、18歳の時にニュージーランドへ留学した。当初は英語もあまり話せなかったというが、すぐにチームに溶け込み、大きく成長。ケルストンボーイズ高校時代は、7人制ラグビーのニュージーランド高校代表にも選ばれるほどだった。
スカラシップで摂南大学の法学部に進んで頭角を現し、2017年には7人制ラグビーの日本代表としてもプレーした。卒業後の2018年、東芝に入団したが、その年のラグビーワールドカップセブンズにも、チームの許可を得て出場を果たした。その後は、15人制ラグビーに専念。日本代表を目指し、東芝ブレイブルーパス東京で研鑽を積んでいる。
2021年シーズンのトップリーグでは6試合に出場。5トライを挙げて、2021年4月には日本代表候補にも選ばれたが、結婚式の予定があったため参加は見送った。2021年秋にも日本代表に選ばれて欧州遠征にも帯同したが、初キャップを得ることはできなかった。
リーグワン初年度は15試合に先発出場し、9トライを挙げるなど、チームの主力として活躍。トップ4入りにも貢献し、2022年夏に再び日本代表へ招集されたが、またしてもキャップ獲得はならなかった。リーグワンの2022-23シーズンは10試合で10トライを挙げた。
この夏はサモア代表戦で初キャップを獲得すると3戦連続先発し、トンガ戦、フィジー戦でトライを挙げただけでなく、ディフェンスでも大きくアピールし、初のワールドカップへの切符をつかんだ。スピードとステップを武器に、1人でもトライを取りきる力を持ったWTB。ワールドカップでも攻守でチームに勢いを与えたい。
◆尊敬する選手は東芝でチームメイトだった、元オールブラックスのリチャード・カフイ。シャイな性格だが、同じフィジーにルーツを持つFL(フランカー)リーチ マイケルや、トンガ出身などアイランダーのチームメイトとはよく話しているという。好きな寿司ネタはサーモンとエビアボカド。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU
QUESTION
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Q.リフレッシュ方法は?
もっと寝ることかな
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Q.座右の銘
わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能です。
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Q.毎日のように自宅でしているトレーニング
数分間の体幹エクササイズ
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Q.洋服のサイズ
XL
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Q.洋服は既製品?オーダー?どちらですか?
なんでも
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Q.よく連絡を取りあう選手は?
日本でプレーしているフィジー人の友人たち
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Q.日本語は話せますか?
少しだけ
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Q.日本代表戦に向けてファンへ一言
応援ありがとうございます。今後のテストマッチも大勢での応援、よろしくお願いします。ありがとうございます。