ラファエレ ティモシー
日本代表選手紹介
ラファエレ ティモシー
Timothy LAFAELE
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生年月日
1991年8月19日
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出身
サモア
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所属
コベルコ神戸スティーラーズ
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ポジション
CTB(センター)
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身長/体重
186cm/96kg
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主な経歴
デラセラカレッジ→山梨学院大学→コカ・コーラ
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日本代表キャップ
28 ※2019年ワールドカップ日本代表
※2022年8月31日時点 -
ツイッター / インスタグラム
オフロードパスと左足のキックが魅力の攻撃的なCTB
両親はサモア出身で、自身もサモア生まれだが、4歳からニュージーランドで育った。姉が3人おり、父親や叔父の影響で6歳からラグビーを始めた。2008年はデラセラカレッジでニュージーランドの国内王者となり、来日してサニックスワールドユースにも出場している。さらに大学から山梨学院大学でプレーし、リオ五輪に出場したWTB(ウイング)後藤輝也(GR東葛)らとともに関東リーグ戦の1部昇格に貢献した。
大学卒業後、向井昭吾監督から熱心に誘われてコカ・コーラへ入部した。2016年度から特別枠での出場が可能となり、トップリーグでの試合出場時間が増えたことで、日本代表招集につながった。2016年のアルゼンチン代表戦で初キャップを獲得。2017年からはサンウルブズに参戦し、スーパーラグビーでもプレーした。
2018年秋も日本代表の中軸として存在感を示したが、左肩を負傷し手術。リハビリを重ねて、2019年6月にサンウルブズで復帰。ワールドカップでは日本代表の13番としてプレーし、ベスト8に大きく貢献。インターナショナルレベルのプレイヤーとして評価を上げた。
2019年に神戸製鋼に移籍すると、2021年シーズンは日本代表として、夏のテストマッチ2試合に13番で先発。アイルランド代表戦ではトライも挙げている。秋はオーストラリア代表戦とアイルランド代表戦に出場した。
左足のキックやオフロードパスといった攻撃的なプレーが持ち味で、かつては12番としてプレーするのが好きだった。スキルが高く、もちろんSO(スタンドオフ)やアウトサイドCTBでもプレーが可能で、ステップも鋭く、右足でもキックを蹴ることができる。ただ、リーグワンとなった昨季は、4試合の先発を含む9試合の出場にとどまった。夏はNDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)として合宿に参加し、ウルグアイ代表戦1試合に出場。この秋は再び日本代表としてキャップを重ねたい。
◆2017年10月に日本国籍を取得、ラファエレ ティモシーという名になった。山梨で住み始めた時、雪がたくさん積もることに驚いたという。子どもの頃の憧れは元ニュージーランド代表のカーロス・スペンサー。妻と柴犬の「JAX」と暮らし、キャンピングカーで旅行をしたことも。2020年は母校のデラセラ校の兄弟校にあたる函館ラ・サール高校に指導を行った。座右の銘は「Hard work pays off」。愛称は「ティム」(Tim)。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU
QUESTION
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Q.リフレッシュ方法は?
犬の散歩。ビーチへ行く
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Q.座右の銘
努力は報われる
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Q.練習や試合後に食べたくなるもの
焼き肉
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Q.ラグビー以外に経験したスポーツ
バレーボールとタッチラグビー
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Q.洋服のサイズ
3XO
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Q.洋服は既製品?オーダー?どちらですか?
既製品
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Q.よく連絡を取りあう選手は?
前に一緒にプレーした多くの選手たちと連絡を取り合っています
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Q.日本語は話せますか?
日常会話レベル
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Q.コロナが終わったら行ってみたい所
サモア
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Q.日本代表戦に向けてファンへ一言
コロナ禍の続く難しい期間のなかの応援に感謝します。僕らはキャンプで精一杯頑張り今後の国際マッチに備えます。