ザック・ギャレン
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ザック・ギャレン
Zachary Gallen
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所属
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
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ポジション
投手
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生年月日
1995年8月3日
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身長/体重
188cm/87kg
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投打
右投右打
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出身
ニュージャージー州
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プロ入り
2016年ドラフト3巡目
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年俸
1001万ドル(約15億円)
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2023年成績
- 投球回
- 210.0
- 勝敗
- 17勝9敗
- 奪三振
- 220
- 防御率
- 3.47
MLB最高右腕の1人へと成長を遂げたメガネの貴公子
制球力が高く、投球の約半分を占める平均93.6マイル(150.6キロ)のフォーシームを軸に、一級品のナックルカーブとチェンジアップ、さらにはカッターとスライダーを交え、効率的に試合を作るイニングイーター。
与四球率の低さはピカイチで、2023年はリーグ3位の220奪三振をマークしつつ、9回あたりの与四球数と奪三振/与四球比率でそれぞれリーグ5位の数字をたたき出した。
出身はニュージャージー州で、隣接するペンシルベニア州フィラデルフィアにあるシチズンズ・バンク・パークの近くで育つも、子供の頃からカージナルスファン。それでも、2008年にフィリーズがワールドシリーズ制覇を遂げた際は、学校を休んで優勝パレードを見に行きたいと母親に掛け合うが、「フィリーズファンじゃないから駄目」と敢えなく希望は却下された。
2016年のドラフト3巡目で憧れのカージナルスから指名されプロ入り。しかし、カージナルスでのMLB登板はなく、2017年12月にトレードでマーリンズへ移籍。ちなみに、この際のトレードでは、後のサイ・ヤング賞投手であるサンディ・アルカンタラも一緒にマーリンズへ移籍している。
その後、2019年6月20日のカージナルス戦でMLBデビュー。何かとカージナルスに縁のある選手である。結局、マイアミでは7試合に先発登板し、防御率2.72という数字を残した後、同年7月31日にトレードでダイヤモンドバックスへ移籍する。
アリゾナでも着実に力をつけるなか、2022年に先発登板31試合で12勝4敗、防御率2.54をマークし、遂にブレークを果たすと、初めてオールスターゲーム選出を果たした2023年は、最終的にキャリアハイの34試合に先発登板(ナ・リーグ2位)し、201イニングを投げ(同2位)、17勝(同2位)9敗、防御率3.47、220奪三振(同3位)と充実のシーズンを送り、チームのプレーオフ進出に貢献。
ワールドシリーズで敗退したポストシーズンは、2勝3敗、防御率4.54と悔しい結果になるも、シーズン後のサイ・ヤング賞投票で3位に入った。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算