キム ハソン
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キム ハソン(金河成)
Ha-Seong Kim
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所属
サンディエゴ・パドレス
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ポジション
内野手
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生年月日
1995年10月17日
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身長/体重
175cm/76kg
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投打
右投右打
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出身
韓国
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プロ入り
2014年KBO2次ドラフト3位
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年俸
700万ドル(約11億円)
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2023年成績
- 打率
- .260
- 本塁打
- 17
- 打点
- 60
- 盗塁
- 38
高い守備力で投手を助ける二遊間のマルチロール
チームメイトのダルビッシュ有にとっても、頼もしい存在。飛躍のシーズンとなった2022年は、けがに加えて禁止薬物の使用により全休となった正遊撃手、フェルナンド・タティス Jr.の抜けた穴を守備面では完全に埋めるパフォーマンスを見せ、同ポジションのゴールドグラブ賞最終候補に選出された。
結局、ゴールドグラブ賞はダンスビー・スワンソンが獲得したものの、キムは同年150試合に出場し、FanGraphsのWARで3.7をマーク。これは2022シーズンにおけるMLB全体の遊撃手で11位の数字であり、球団史上では1980年のオジー・スミスに次ぐ歴代2番目の数字だった。また、守備評価指標の1つであるアルティメット・ゾーン・レーティングは全遊撃手の中で6位の4.7、そして守備防御点10は同5位タイの成績だった。
打撃面では、MLB移籍1年目だった2021シーズンはMLBの球速に対応できず、打率.202、.622 OPSに留まるも、2022年は打率.251、.708 OPSと着実に進歩していることを数字で証明した。
続く2023年は、球団が強打者のザンダー・ボガーツを正遊撃手として獲得したことから、主に二塁手として出場しつつ、三塁手として32試合、遊撃手として20試合に出場するユーティリティ性の高さを発揮し、ユーティリティ部門で韓国人選手としては史上初となるゴールドグラブ賞を獲得。
打撃も出場152試合で、打率.260、17本塁打、60打点、.749 OPSと、多くの主要スタッツで前年を上回って見せた。2024シーズン後はFAとなるが、『MLB.com』はシーズン後の自由契約ポジション別ベストプレーヤーのユーティリティ選手として、キムを選出している。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算