アダム・オッタビーノ

アダム・オッタビーノ

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アダム・オッタビーノ

Adam Ottavino

  • 所属

    ニューヨーク・メッツ

  • ポジション

    投手

  • 生年月日

    1985年11月22日

  • 身長/体重

    196cm/112kg

  • 投打

    右投両打

  • 出身

    ニューヨーク州

  • プロ入り

    2006年ドラフト1巡目

  • 年俸

    450万ドル(約7億円)

  • 2023年成績

    投球回
    61.2
    勝敗
    1勝7敗12セーブ12ホールド
    奪三振
    62
    防御率
    3.21

背番号『0』を背負う炎のセットアッパー

38歳となった今も、MLBを代表するリリーバーの1人としてフル稼働を続ける。平均90マイル台中盤のフォーシームとシンカー、そして大きく曲がるスライダーを軸に打者を攻略するタイプの右腕で、三振を奪う力にも、打たせて取る力にも長けている。通算180ホールドはMLB歴代11位の記録であり、あと3ホールドで歴代十傑入りとなる。

出身はニューヨークのマンハッタンで、ノースイースタン大学へ進学後、2006年のドラフト1巡目、全体30位でカージナルスに指名されプロ入り。2010年5月のカブス戦でMLBデビューを果たすも、カージナルスではMLBに定着することなく、2012年にトレードでロッキーズに移籍。

デンバーではリリーバーとして定着し、2013年にはその後、自身の代名詞となる背番号『0』に変更。2018年にMLBトップの34ホールドをマークすると、2019年にはヤンキースと3年総額2700万ドル(当時約30億円)で契約し、球団史上初となる背番号『0』を着用する選手となった。

その後、2021年にトレードで移籍したレッドソックスでのプレーを経て、2022年は1年契約でメッツに入団。最終的に、2022シーズンはリーグ10位タイの66試合に登板し、リーグ7位タイの19ホールドをマークするなど、6勝3敗3セーブ、防御率2.06の成績でチームのポストシーズン進出に貢献。2022年12月にはメッツと2年総額1450万ドル(当時約16億円)で再契約した。

2023年は守護神のエドウィン・ディアスがケガによりシーズン全休となったことから、最終回に登板する機会が増加。最終的にはチーム最多タイの66試合に登板し、防御率3.21、12ホールド、12セーブをマーク。しかし、リリーフ専門ではMLB最多の22盗塁を許しており、牽制球の制限やピッチクロック導入など、ルール改正の被害者となった。

地元ニューヨークのハーレムには『The Lab』と名付けたピッチングスタジオを構えており、諸々の計測機などを備えたこの施設でシーズンオフの調整を行なっている。2023年のシーズン前には、マット・ハービー、ジェイムソン・タイヨン、マイケル・キングと行ったMLBの選手仲間が集まり、合同で調整を行なったことで話題となった。

※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算

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