エンリケ・ヘルナンデス
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エンリケ・ヘルナンデス
Enrique Hernandez
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所属
ロサンゼルス・ドジャース
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ポジション
外野手
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生年月日
1991年8月24日
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身長/体重
180cm/86kg
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投打
右投右打
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出身
プエルトリコ
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プロ入り
2009年ドラフト6巡目
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年俸
400万ドル(約6億円)
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2023年成績
- 打率
- .237
- 本塁打
- 11
- 打点
- 61
- 盗塁
- 4
内外野全ポジションをこなせるスーパーユーティリティプレーヤー
コンタクト能力に長けた打者で、守備面での多用途性を含め、数字に表れない部分の価値が非常に高い選手。ただし、近年は調子を落としており、キャリアの岐路を迎えている。ちなみに、本名はエンリケ・ハビアー・エルナンデス。
出身はプエルトリコで、父親のエンリケ・ヘルナンデス・シニアは、パートタイムでパイレーツのスカウトを務めている。野球は幼少期から父親の手ほどきを受け、2009年のドラフト6巡目にアストロズから指名されプロ入り。2014年7月のマリナーズ戦でMLBデビューを果たすと、同シーズン途中にマーリンズへトレードで移籍。さらにそのシーズン後には、再びトレードでドジャースへ移籍した。
ドジャース初年度の2015シーズンはマルチロールの真価を発揮し、二塁手として20試合、中堅手として19試合、左翼手として17試合、遊撃手として16試合、右翼手として2試合、そして三塁手として1試合に出場。打撃では規定打席に達しなかったものの、打率.307をマークした。
その後、ワールドシリーズ進出を果たした2017年のレギュラーシーズンには、投手と捕手を除く全ポジションで、最低でも1イニング以上の出場を記録。さらに翌2018年7月のフィリーズ戦では、延長16回に救援投手として登板し、サヨナラ3ラン本塁打を浴びて敗戦投手となっている。
短縮シーズンとなった2020年に、ドジャースの一員としてワールドシリーズ制覇を経験した後、2021年2月にレッドソックスと2年総額1400万ドルで契約。2022シーズン終了後には1年総額1000万ドル(当時約11億円)でレッドソックスと契約を延長し、2023年もボストンでプレーすることに。
同年はザンダー・ボガーツが移籍し、トレーバー・ストーリーがケガで出遅れていたことから、内野のユーティリティとして存在感を発揮するものと思われたが、打撃不振に失策多発と極度の不振にあえぐなか、夏場のトレードで古巣ドジャースへと移籍。ドジャース移籍後は、打率やOPSを大幅に向上させるが、シーズン終了後に自由契約となった。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算