ティム・アンダーソン
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ティム・アンダーソン
Tim Anderson
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所属
マイアミ・マーリンズ
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ポジション
内野手
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生年月日
1993年6月23日
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身長/体重
185cm/84kg
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投打
右投右打
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出身
アラバマ州
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プロ入り
2013年ドラフト1巡目
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年俸
500万ドル(約7億5000万円)
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主なタイトル・表彰
・首位打者:1回(2019年)
・シルバースラッガー賞:1回(2020年) -
2023年成績
- 打率
- .245
- 本塁打
- 1
- 打点
- 25
- 盗塁
- 13
新天地で再起を図る、MLBを代表するリードオフマン
驚異的な身体能力からダイナミックな打撃を繰り出すリードオフマン。MLB一級品の走力も持ち合わせ、守備では強肩に物を言わせるも、失策の多さは玉に瑕。
野球を始めたのは高校2年生からであり、高校時代は最終学年の折、バスケットボールで州大会制覇を果たしている。その後、イーストセントラルコミュニティカレッジからアラバマ大学バーミンガム校を経て、2013年のドラフトにて1巡目で指名されたホワイトソックスに入団。
2016年にホワイトソックスからMLBデビューを果たすと、翌年以降は主力選手として活躍し、2019年は打率.335でアメリカン・リーグ首位打者のタイトルを獲得。短縮シーズンとなった2020年も打率.322で同リーグ2位と、MLB屈指の打者として安定した成績を残した。
2021年は35年振りにホワイトソックスへ復帰したトニー・ラルーサ監督のもと、自身初となるオールスターゲーム出場を果たすと、レギュラーシーズンは打率.309(リーグ4位)とハイアベレージを継続。ただし、同年は四球率でMLB最低の4.0%をマークするなど、今後は選球眼を磨いて出塁率を向上させることが望まれる。
2022年は打率.301と、4季連続での打率3割を達成するとともに、2回目の出場となったオールスターゲームでは、先発出場を果たし、ホワイトソックスでは史上4人目のオールスター遊撃手スターターとなった。
しかし、2023年はアメリカ代表の二塁手として出場した春先の『WBC』では、打率.333と期待通りのパフォーマンスでチームの準優勝に貢献するも、レギュラーシーズンは開幕からオールスターブレークにかけて、打率.223、本塁打なしと大きく失速。
8月5日の試合では乱闘の原因で退場となり、その後、6試合の出場停止処分を受けるなど、散々なシーズンになった。結局、この年は123試合の出場で、打率.245/出塁率.286/長打率.296、OPS .582、1本塁打と、キャリアワーストの数字となり、シーズン終了後には自由契約になり、2024年は新天地のマイアミで再起を図ることが濃厚となっている。余談ながら、2人の愛娘の名前は、ペイトンとパクストンだ。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算