フレディ・フリーマン

5
フレディ・フリーマン
Freddie Freeman
-
所属
ロサンゼルス・ドジャース
-
ポジション
内野手
-
生年月日
1989年9月12日
-
身長/体重
196cm/100kg
-
投打
右投左打
-
出身
カリフォルニア州
-
年俸
2270万ドル(約34億円)
-
主なタイトル・表彰
シーズンMVP:1回(2020年)
シルバースラッガー賞:3回(2019~21年)
ゴールドグラブ賞:1回(2018年)
ハンク・アーロン賞:1回(2020年)
ベーブ・ルース賞:1回(2021年) -
2024年成績
- 打率
- .282
- 本塁打
- 22
- 打点
- 89
- 盗塁
- 9
円熟期に入ったMLB最高の一塁手
かつてのミスター・ブレーブス。アトランタでは2020年にナショナルリーグのシーズンMVPを獲得したほか、2021年はチームの顔として、自身にとってはキャリア初にして、球団にとっては26年ぶりのワールドシリーズ制覇をもたらした。
優勝パレードでのスピーチでは、チームメイトが相次いで「フレディと再契約せよ」と嘆願し、自身も残留を熱望していたことから契約延長は既定路線かと思われたが、球団がトレードでアスレチックスから同じ一塁手のマット・オルソンを獲得したことで、フリーエージェント移籍が不可避に。
結局、世界王者奪還を目指すドジャースが争奪戦を制し、6年総額1億6200万ドルの大型契約を結んだ。
高校時代は現地紙に年間最優秀選手に選ばれるなど、投手兼三塁手として活躍。エル・モデナ高校卒業後、2007年のドラフト2巡目でブレーブスに指名され入団。2010年に弱冠20歳でMLBデビューを飾ると、2011年からは一塁手のレギュラーとして起用される。
以後、打撃のスタッツで常にリーグ上位に顔を見せる活躍を続け、オールスターゲームに6度選出されたほか、守備面でも2018年にゴールドグラブ賞を受賞するなど、輝かしいキャリアを築き上げ、短縮シーズンとなった2020年は、打率.341、13本塁打、53打点、1.102 OPSという打撃成績をマークし、前述した通りナ・リーグMVPに選ばれた。
ドジャース1年目の2022年も、打率.325(ナ・リーグ2位)、出塁率.407(同1位)、OPS.918(同2位)、199安打(同1位)、117得点(同1位タイ)、47二塁打(同1位)、20本塁打、100打点と圧巻の成績を残し、チームによる独走での地区優勝に貢献した。
2023年のWBCは、亡き母の祖国であるカナダ代表として出場。その後のレギュラーシーズンは161試合の出場で、打率.331/出塁率.410/長打率.567(リーグ3位/3位/4位)、OPS.977(同4位)。
さらに211安打(同2位)、59二塁打(同1位)、29本塁打、102打点と前年を上回る驚異的な成績をマーク。シーズン後のナ・リーグMVP投票では3位に入った。
2024年は新たに加わった前年ア・リーグMVPの大谷翔平、そして前年ナ・リーグMVP投票2位のムーキー・ベッツとともに、史上最強とも称された上位打線を形成。
レギュラーシーズンは147試合に出場し、打率.282、OPS.854(ナ・リーグ6位)、22本塁打、89打点をマークし、チームの地区優勝に貢献。
迎えたポストシーズンでは、ヤンキースとのワールドシリーズ第1戦で、MLB史上初となるワールドシリーズでの逆転サヨナラ満塁弾を放つなど、メモラブルな活躍で球団史上8度目の世界一の原動力となった。
『MLB.com』による2025年度版ポジション別現役トップ10プレーヤーの一塁手部門では、両リーグの2024年シルバースラッガーとゴールドグラバーを押さえ、堂々の1位に選出されている。
※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算