ハビアー・バエス
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ハビアー・バエス
Javier Baez
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所属
デトロイト・タイガース
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ポジション
内野手
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生年月日
1992年12月1日
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身長/体重
183cm/86kg
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投打
右投右打
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出身
プエルトリコ
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プロ入り
2011年ドラフト1巡目
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年俸
2500万ドル(約38億円)
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主なタイトル・表彰
打点王:1回(2018年)
シルバースラッガー賞:1回(2018年)
ゴールドグラブ賞:1回(2020年)
リーグチャンピオンシップシリーズMVP:1回(2016年)
復活が期待される新たなチームリーダー
華麗な守備とパワフルな打撃でファンを魅了する万能選手。内野は全ポジションでプレーでき、その高度な守備技術から『エル・マーゴ』(スペイン語で魔術師)の異名を誇る。とりわけ、神業と称される 「高速タッチ」、そして捕手からの送球を受けるや走者を見ずに刺す「ノールックタッチ」は、ファインプレー集の常連となっている。
繊細な守備とは対照的に、打席では豪快さを持ち味とし、長打力を売りとするも、三振の多さが玉に瑕となっており、2021年は三振、四球/三振比率、空振り率でMLBワーストを記録してしまったが、その辺も魅力といえば魅力。
プエルトリコ出身で、2011年のMLBドラフト1巡目でシカゴ・カブスに指名され、プロ入りすると、2014年にMLBデビューを飾る。2016年からレギュラーに定着すると、同年には中心選手の1人としてカブスのワールドシリーズ制覇に貢献。
主に二塁手でプレーした2018年は、オールスターゲーム選出に加え、打点王のタイトルを獲得したほか、シルバースラッガー賞を獲得。続く2019年は遊撃手でオールスターゲーム選出を果たしており、2年連続別ポジションで球宴出場の快挙を達成した。
カブスとの契約最終年だった2021年はチーム再建過程にあったカブスから、シーズン途中にトレードでメッツへ移籍。さらに2021年12月1日に、タイガースと6年1億4000万ドル(当時約154億円)で契約し、活躍の場をデトロイトに移した。しかし、新天地での1年目となった2022年は、打率.238、17本塁打、67打点と振るわず、バウンスバックを期した2023年も打率.222、9本塁打、.592 OPSと、成績はさらに悪化。
チームの象徴だったミゲル・カブレラが、2023シーズンを持って引退しており、再建中のチームにあって、キャンプ地のクラブハウスではそれまでカブレラが使用していたロッカーを与えられるなど、2024年はパフォーマンスの改善に加え、チームを牽引するリーダーシップも求められている。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算