ランディ・アロザレナ
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ランディ・アロザレナ
Randy Arozarena
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所属
タンパベイ・レイズ
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ポジション
外野手
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生年月日
1995年2月28日
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身長/体重
180cm/84kg
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投打
右投右打
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出身
キューバ
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プロ入り
2016年アマチュアFA
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年俸
810万ドル(約12億円)
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主なタイトル・表彰
リーグチャンピオンシップシリーズMVP:1回(2020年)
ベーブ・ルース賞:1回(2020年)
新人王(2021年) -
2023年成績
- 打率
- .254
- 本塁打
- 23
- 打点
- 83
- 盗塁
- 22
才能を開花させたキューバ出身のスター
キューバ出身のスター。20歳でメキシコへ亡命した後、メキシコリーグでプロとしてデビューすると、2016年にセントルイス・カージナルスとマイナー契約し、渡米。2019年にMLBデビューを果たすと、2020年にトレードで移籍したレイズで一気にその才能を開花させる。
特に2020年のポストシーズンは20試合に出場し、打率.377、10本塁打、14打点、1.273 OPSと、超弩級の活躍を見せ、一躍時の人となる。このアロザレナによる単一のポストシーズン10本塁打及び29安打は、MLB新記録であり、アメリカン・リーグ優勝決定シリーズでは、史上初めて新人野手としてシリーズMVPに選ばれるなど、レイズによるワールドシリーズ進出の原動力となった。
既に大躍進を遂げつつ、ルーキーの資格を持ったまま臨んだ2021年は、141試合に出場し、打率.274、20本塁打、69打点、20盗塁と、シーズンを通して質の高いプレーを継続させ、開幕前の下馬評通りシーズンオフには、アメリカン・リーグの新人王に輝いた。
引き続きチームの主力として153試合に出場した2022年は、打率.269、20本塁打、41二塁打(ア・リーグ5位)、89打点、32盗塁(ア・リーグ3位)の成績を残した。また、151試合に出場した2023年も、打率.254、23本塁打、83打点で22盗塁とコンスタントに成績を残している。
魅力は身長180センチと、やや小柄ながら柵越えを連発するパワーと、センター方向や逆方向へも本塁打を打てる打撃技術の高さを持ち合わせており、2022年に市民権を取得。
メキシコ代表として出場した2023年の『WBC』では、打率.450、1.507 OPSと大暴れし、チームのベスト4入りに貢献した。結果的に敗れはしたが、準決勝の日本戦で見せた、岡本和真のホームランを阻止するジャンピングキャッチは、記憶に新しい。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算