サンディ・アルカンタラ
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サンディ・アルカンタラ
Sandy Alcantara
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所属
マイアミ・マーリンズ
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ポジション
投手
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生年月日
1995年9月7日
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身長/体重
196cm/91kg
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投打
右投右打
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出身
ドミニカ共和国
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プロ入り
2013年アマチュアFA
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年俸
900万ドル(約14億円)
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主なタイトル・表彰
サイ・ヤング賞:1回(2022年)
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2023年成績
- 投球回
- 184.2
- 勝敗
- 7勝12敗
- 奪三振
- 151
- 防御率
- 4.14
MLB屈指の右腕へ急成長を遂げたドミニカン
いわゆるイニングイーターで、ともに最速100マイル(161キロ)越えのフォーシームとシンカーを軸に、チェンジアップとスライダーを交えて三振の山を築く。
まだ17歳だった2013年7月に、国際FAでカージナルスと契約してプロ入りすると、ドミニカンサマーリーグ、フロリダコンプレックスリーグ、マイナーリーグとステップアップし、2017年9月のジャイアンツ戦でMLBデビューを果たす。
同年オフにトレードでマーリンズへ移籍すると、翌年2018年にはMLBでの初先発初勝利を記録。先発ローテーションに定着した2019シーズンは、マダックス(100球未満で完封)を達成するとともに、初のオールスターゲーム選出を果たすなど、飛躍の年に。初めて開幕投手に選ばれた短縮シーズンの2020年を経て臨んだ2021年には、自身初の200イニング、200奪三振をマーク。
キャリアのハイライトとなった2022年は、3年連続で開幕投手を務め、夏場には2度目のオールスターゲーム選出を果たすと、最終的には32試合に先発し(リーグ3位タイ)、228回2/3(リーグ1位)を投げ、14勝9敗、防御率2.28(リーグ2位)、6完投(リーグ1位)、207奪三振(リーグ4位)、WHIP 0.98(リーグ6位)、被打率.212(リーグ6位)と圧巻の成績を残す。
シーズンオフには満票で、ナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞した。また、2023年1月にはマイアミ市長から『マイアミ市の鍵』(日本で言うところの名誉市民)が贈られた。
2023年は春先の『WBC』にドミニカ共和国代表として1試合に先発登板するも、精彩を欠き、敗戦投手となる。迎えたレギュラーシーズンは、開幕から調子が上がらず、6月半ばの時点で防御率を5点台とするも、その後、徐々に調子上げ、最終的には7勝12敗、防御率4.14としたところで、9月上旬に負傷者リスト入りすると、そのままシーズン終了となった。
結局、シーズン終了後の10月にトミー・ジョン手術を受け、2024年は全休となることが確定。2025年のスプリングトレーニングでの復帰予定となっている。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算